代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
今月で1歳4ヶ月になる三男の、最大の悩みはごはんの時間。つかみ食べ時期をすこし過ぎ、フォークやスプーンに興味を持ったと思えば、食材を放り投げたり握りつぶしたり……。毎日のメニューは、「これは掴んで食べられて、こればフォークでさせて、これはスプーンで食べさせよう!」などと食べ方も想像しながら考えています。
そんな三男が現在使っている食器は、3ブランド! 今回はベビーの食器&カトラリー選びについてお話します♪
わたしが子育てにおいて絶大な信頼を寄せているベビービョルンのアイテム。なかでもお食事用のソフトスタイは、毎日の必需品! 出産後、わりと早いタイミングで自分でディナーセットを購入。長男・次男の時はビビットなカラーが主流でしたが、時代はパウダーカラーが流行。三男にはかわいいグリーンでシリーズ揃えすることに。
何年か前、ベビービョルンへインタビューさせていただいたときにうかがったのですが、食器ひとつとっても子どもの使い方を徹底的に研究し、緻密に計算されたデザインとのこと。
クローバーのデザインのプレートは、どの角度から子供がカトラリーを動かしても、淵でしっかりとすくえるという設計。確かにすくいやすい! また、カトラリーの裏側には食器に添えるときに滑らないように切り込みがついていたり、そんな細かいところに手が届く気遣いもとっても素敵です。ただひとつ、口が小さめの三男にとってビョルンのスプーン&フォークは少し大きかったかも。
ソフトスタイの使い勝手は言わずもがな。ライフジャケットのように子どもの体にフィットし、横を向いたり頭を動かしたりしても、洋服が汚れることはほぼありません。コップも子どもの小さな手にちょうど良いフィット感。まだ練習中ですが、これから大活躍しそうです。
ビョルンのディナーセットで過不足があるとすれば、お椀がないこと。スープを飲んだり、ご飯をお茶碗であげたいと思うと、お椀タイプの食器もいくつか欲しい!
ディモワのマママンマセットは、雲形のプレートにお茶碗、スープわん、コップ、そしてフォーク&スプーンがついたセット。それまで、ワンプレート以外の離乳食食器をセットで揃えたことがなかったのですが、これはとっても良い!
セットについている2つのお椀は、お茶碗とスープわん。スープわんの方には両手の持ち手がついているので、お味噌汁などを飲むときに子どもが自分でお椀を持ち上げやすくなっています。お茶碗も厚みや大きさが絶妙で、子どもが自分で持ち上げて食べるときにことを考えられているなぁと感動。あと、適度に軽いです。この、軽すぎず重すぎないというのも、とっても大事なポイントかも。
そして! このセットは、2つのお椀どちらでも使えるシリコンのストッパーがついています。子どもって食事中に不可解な動きをするので、手を振り回したらお椀を倒してしまった…なんてことも多々。お椀の底につけられるシリコンストッパーがあれば、テーブルと食器が適度にくっついていてくれるので、滑ったり倒れたりせずに安心です。
コップの練習を始めた子に最適。両手の持ち手がついていること、そして子どもがコップを口元で傾けたときにダバーっと漏れないように、こちらもシリコンのふたがついています。小さな穴から少しずつ出てくるので、コップ練習でびしょびしょに…なんてことがありません。コップを急に放り投げたりされても、そこらじゅう水浸しになることもなし!
我が子はカトラリーもいくつか使い分けしているのですが、口が小さな三男にはマママンマのフォーク&スプーンがちょうどよいサイズ感。小さくも持ちあるきにも適しているので、別で買ったケースに入れておでかけの際も持ち歩いてます。
ただ、こちらのカトラリーはビョルンのように細かなデザインの工夫があったり、今話題沸騰中のマーカスマーカス「パームグラスプスプーン&フォーク」やドードルのように「子ども自身が自分でカトラリーを上手に使う工夫」というともうひとつかも。それでも我が家では一番登場回数が多いアイテムです。
わたしが何よりマママンマの食器に惹かれたのは、日本国内の竹を原料にした「バイオマスプラスチック」という素材を使っているから。これは、原料の約52%が竹と有機物でできた、環境にやさしいエコロジー素材! これからの子どもの未来を考えたときに、わたしたち親は「つかう責任」を意識して、モノ選びにはSDGsの観点を取り入れていきたいと思ったからです。
また、竹には細菌を抑制する効果があるそう。ほかにも、抗ウイルスや防腐効果が実証されているのだとか。確かにここ数年でデビューしたベビー食器には、竹(バッブー)が使われていることが多いかも。竹は、ベビー食器にぴったりの素材! ちなみに電子レンジや食洗機も普通に使えます。
メラミンや陶器だと油物を入れたときにぬるっとしてしまったり、木の食器だと衛生面が少し不安…だったりで、なかなか「これ!」という食器に巡り会えていなかったのですが、このバイオマスプラスチックはちょっとだけマットな質感で、さらりと洗い上がって気持ちがいい! 食事後、バタバタしていてなかなかすぐに食器洗いをできない場合でも色が残ったりや匂い移りがあったりはありませんでした。あと、布巾でさっと拭きあげるだけで水分が取れるのも気持ちいいです。
もうひとつ、次男のときから愛用しているのが、アヴァンシーの竹プレート。双子の父親でもあった創業者が、「持続的に生産が可能で環境にやさしい赤ちゃん用の食器がない」と気付いたことがきっかけでデビュー。
底に付けたシリコーンの吸盤がプレートをしっかりテーブルに固定してくれるので、お皿を投げたりひっくり返したりすることが多くなってきた時期にぴったり。お皿を吸盤で固定するスタイルは、小さな双子との生活から学んでいたパパならではのアイディアです。
ちなみに、竹素材の抗菌性はもちろんのこと、その耐久性がすごい! 吸盤は外して使うことが増えましたが、上の子から使い続けて5年以上、まだまだ現役で使い続けられそうです。厚みがあるのに重くないので、ガシガシと使い、ガシガシと洗うことができて助かっています。
朝食やお昼はプレートで手づかみのパンや蒸し野菜、フルーツを入れて、夕飯はディモワのセットでお椀を使って…などと、毎日食器を変えつつメニューを考えるのが、わたしの小さな楽しみになっています♪
子どもの食器って、ママにとっても子育てのモチベーションが上がるアイテム。ストッケのマンチセットも気になるし、ダンバイディアやエロディのミールセットもとってもかわいい! もうひとつくらい、セットで欲しいなぁ〜なんて。あと、今一番気になるのはやっぱり、パームグラスプスプーン&フォーク! 実はドードルのスプーン&フォークを愛用しているのですが、食器に添えずらかったり、先が鋭利なのでちょっと心配だったり、あと口の小さな我が子にはすこし大きめで重めなので、次はパームグラスプが試してみたい! 自分で食べられるようになるまで長い道のりですが、いろんなアイテムを試してみることで最適なモノが見つかればと思います。
みなさんも、いろいろな食器をぜひシリーズで揃えてみて。日々の食卓に、楽しみが増えますように!