代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
末っ子三男を出産して5ヶ月。赤ちゃんの毎日の必需品といえば、何と言っても「おくるみ」!
長男や次男を出産したときには、おくるみといったらエイデンアンドアネイの一強。みんながエイデンのおくるみを持っていましたが、今はおくるみブランドや種類もたくさん♪
今回は、blossom39のショップで人気のおくるみ5ブランドの5枚を比較。エイデンアンドアネイ、ルルジョ、ウィーゴアミーゴ、ルルロリポップ、バースデイパーティーの人気おくるみ5種類の、わたしなりの使い分けをご紹介します。
日本の「おくるみ」は、海外では「スワドル」「アフガン」などと呼ばれています。おくるみという名の通り、小さな赤ちゃんをくるみこむものですが、大きくて柔らかく、赤ちゃんのデリケートな肌にやさしいこのおくるみは、様々な用途で使うことができます。
おくるみの生地は、大きく分けて2種類。「モスリン」と「バンブー」があります。どちらも普段の生活では耳慣れない言葉。おくるみで初めて知った!というママも多いハズです。
バングラデッシュが発祥のモスリンコットンは、暑い夏には涼しく、寒い冬には暖かい高級素材。生まれたばかりの赤ちゃんをつつみこむのに最適な生地として、多くのママたちに認知されています。一方、バンブーと呼ばれるのは、レーヨンのこと。コットンに比べてさらりとした肌触りで、シルクに似たつやっぽさがあります。吸水性や速乾性にも優れているので、暑い季節にはオススメの素材です。
モスリンコットンおくるみの火付け役であるエイデンアンドアネイは、NY発のベビーブランド。イギリス王室のキャサリン妃が出産時に使っていたことで人気が爆発。いまや世界中でエイデンのおくるみを知らないママはいないほどの有名ブランドになりました。
エイデンが謳う「洗えば洗うほど柔らかくなる!」というのは、本当。水通し前のエイデンのおくるみは、他4ブランドのものと比べると、気持ち厚め。生地にはボリューム感があり、肌馴染みが良いというにはすこし遠い感じ。しかし、水通しして数回、数十回と使っていくうちに、だんだんとやわらかく、ふんわりとします。さすがモスリンコットンのパイオニア的存在なので、何度洗ってもくたったり、薄くなったり、毛玉になったりもせず、引っ掻きで糸が出てきてしまう…なんてこともありません。生地の耐性や質は、最も良さそうです。
エイデンは、シーズンごとに新作がたくさんリリースされるのも魅力のひとつ。テーマがしっかりと決まっていて、夢見心地になれるようなファンタスティックなデザインが得意。2枚セットは、1枚が絵などのモチーフ、もう1枚が柄、とコンセプトに沿った組み合わせになっていて、どれもとってもオシャレです。
カナダ発、洗練されたデザインが人気のおくるみブランド・ルルジョ。月齢カードつきのマイルストーンカードセットが、記念フォト撮影にぴったりと話題になり、一躍おくるみブームを作りました。エイデン一強時代から、「おくるみは月齢フォトのルルジョもあり!」というのがママたちの新常識になりました♡
月齢フォト用のおくるみは、赤ちゃんを置いてフレームになるような、大判おくるみ全体を使った大きめのデザイン。生まれたときから1ヶ月ごとに定点観測で一緒に撮影することで、赤ちゃんの成長が分かりやすくとっても可愛い♪ 他デザインのおくるみは、細かくて可愛い子供が好きそうなモチーフが得意なよう。恐竜、ユニコーン、ロボット、レインボーなどで、やさしい色使いが特徴です。
こちらも洗濯を繰り返すたびに肌になじむ柔らかさになっていきます。エイデンに比べると、生地は少し薄めの印象。蒸し暑い日のお出かけには、ルルジョをお供にすることが多いです。ちなみに我が子は、ルルジョのおくるみが一番お気に入りのよう。寝かせた上にふわっとルルジョのおくるみを置くと、両手でキュッとにぎり安心して遊んでいます。
オーストラリアのベビーブランド・ウィーゴアミーゴ。カラフルでポップなデザイン、大胆でキュートなプリントが得意。繊維製品を作り続けて40年以上の歴史を持つ「リトルリネンカンパニー」が展開するコレクションだから、その品質は折紙付きです。
エイデンやルルジョは、わりと優しげな色使いやデザインが多いなか、ウィーゴアミーゴはデザインにおいては他と一線を画している印象です。箱入りなので、オシャレな友人への出産祝いには喜ばれるハズ! 他にはないデザインやファッションが好きなママなら、きっとお気に入りが見つかると思います。
開封して広げたところ、ウィーゴアミーゴが一番ボリューミーで生地の織り目が大きく感じました。空気をふくんで、全体的にくしゃくしゃっとしたニュアンス。こちらも洗うたびに馴染みは良くなるのですが、やわらかくというよりも、洗うたびに生地がふんわりしっかりとなっていく印象! 薄いおくるみだと、シーツやオムツ替え時のシート代わりに下に敷いたりするのが心もとないのですが、ウィーゴアミーゴはそんなことはなく、畳の上に敷いてゴロンさせたところ、ほどよいボリュームにつつまれてふわっと気持ち良さそうでした♪ プレイマットとしても使えそうです。
ちなみに、レーヨン70%、コットン30%のスーパーソフトもありますが、今回はナチュラルコットン100%のおくるみをチョイス。地の色がライトブルー、かっこいい乗り物モチーフがちりばめられている「ビンテージレースカー」を選んで大正解。おくるみは白地に柄ものが多いですが、色柄物も可愛いな〜と思います♡
2015年に誕生したカナダのブランド・ルルロリポップ。アイスやマカロンなどをモチーフにした、キュートな歯固めなどのアクセサリーも人気で、特に女児に好かれるブランドです。子どもはもちろんのこと、ママも思わず「可愛い〜」とトリコになってしまうハズ。わたしも可愛い雑貨が大好きなので、スイーツモチーフのアクセサリーやおくるみにテンションが上がりました。
おくるみは、気持ちの良い肌さわりのバンブー(レーヨン)をチョイス。コットンとは全く違うよさがあるバンブー。なめらかで、すべるような肌触りにうっとり。今、ブラウスやパンツなどのファッションアイテムでも話題の「とろみ感」が抜群です。
他4ブランドのものと比べると、薄くて軽い印象。くしゃくしゃっと空気をふくむふんわりモスリンに比べて、ルルロリポップのバンブーは、さらりとして爽やかで軽やかなイメージです。コットン同様、通気性と速乾性にも優れているので、一年を通して使いやすそう。
女児向けのデザインが得意なブランドなので、マーメイドやシトラスなど、大人っぽくて可愛いテキスタイルも。いずれも「可愛い」だけじゃなく洗練されています。赤ちゃんだけじゃなく、ママのファッションとの相性も良さそうです♪
子供服のBeBeとblossom39がコラボレーションしたブランド・バースデイパーティー。日本発のブランドなので、ママたちの流行をとらえたデザインが得意です。モノトーンを基調として、ポイントカラーを効かせた、シンプルながらも使い勝手の良いものが多くラインナップされています。誰にあげても喜ばれる、万人に鉄板なブランドだと思います♪
コットン100%、二重織ガーゼ素材のおくるみは、5ブランドのなかで最も薄く、しかし一番ハリがありしっかりとした生地。使うほどに優しくやわらかさが増していきますが、織り目が細かいのか、肌の透け感が少ない気がします。そのため、授乳ケープにはぴったり! デザインもモノトーン調でママが巻いていても可愛すぎなくてお気に入り♪ お出かけするとき、授乳ケープとしてバースデイパーティーの1枚を持ち歩くことが多いです。
おくるみは洗い替えも含めて最低3枚くらいは持っておきたいな〜というアイテムですが、わたしは今回この5枚を使い分け。
暑い日のお出かけには通気性がよく軽やかな「ルルジョ」か「バースデイパーティー」を、おねんねしているときのブランケット代わりには子どもが落ち着いてお気に入りの「エイデン」や「ウィーゴアミーゴ」を使っています。ちょっとお出かけする日は、キュートなモチーフとさらりとした上質なバンブー生地の「ルルロリポップ」。数日に一度は洗うので、なんとなくなローテーションでこの5枚を使い分けています。
ちなみに、大きさはいずれも120×120。すべて通気性が良く、洗うほどに馴染みがよくなるやさしい素材なので、甲乙つけがたいのが正直なところ。結局のところ、ピンときたデザインで選ぶのがベストなのかも! 「これは子どもが好きそうな恐竜だから」、「これはママがお気に入りの色や柄だから」という理由で、違った雰囲気のデザインを数枚用意すれば、その時々で使い分けて楽しめると思います。