代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
第一子の時に使用し、つけ心地の優しさにお気に入りだったボバラップも、第二子からは巻いている時間も惜しくなかなか出番がありませんでした。でも、あの柔らかい包み込む感じは新生児期には特にぴったり。
エルゴやビョルン、ベコなどの抱っこひも以外に、スリング系抱っこひもも使いたいなぁと思っていた時、ミニモンキーを発見! 肩にかけて乗せるだけの簡単抱っこが可能♡ そんな手軽さで、妊娠中も使ってみたいと、腰抱きもできるミニモンキーを試してみることにしました。
届いてからまず驚いたのは抱っこひもの大きさ! 備え付けのポケットにしまい込めばあっという間に手のひらサイズに! 180gと軽さもピカイチです。
ただ、はじめての抱っこは少し扱いが難しく、慣れるまでちょっと混乱。パパも難しそうだったので、私なりの付け方のポイントをご紹介します!
ミニモンキーメッシュは、メッシュ布の部分とバックルの付いたベルト部分とで、ループ状になった抱っこひも。左右どちらの肩にもかけられるので、布の上下にロゴのタグとセーフティーストラップ(滑り落ち防止ループ)がついています。これがちょっとほかの抱っこひもにはない、ややこしい部分。まずはミニモンキーを広げて、その構造を理解することが大事かも! メッシュ部分は赤ちゃんを乗せる部分と肩がけする部分で2つに分かれているので、「広げた時に狭い方を肩にかける」と覚えて下さい♪
足元にも同じバックルが付いていますが、それは左肩で抱っこする際に使う物なので止めなくて大丈夫。このように、左右の肩にかけられるように2つついているパーツもあるので、使わない部分もあります。これを理解しないと「あれ?これなんだっけ?」と少し混乱します。
わたしは右肩にかけるので左手で赤ちゃんを支えて(左肩に乗せておくイメージ)右手をセーフティーストラップの下から通しておき、赤ちゃんの左足を誘導してあげるとスムーズに足を通してあげられます。付け根まで通したらあとはお尻をしっかりと包み込み、上から引っ張って布のたるみが無くなったら首元の小さいバックルを止めてあげれば完成!
スリング系抱っこひもといえば、赤ちゃんをハンモックに乗せるように横抱きするタイプが主流。ミニモンキーはスリング系抱っこひもでも珍しい、縦抱っこタイプ。赤ちゃんの足は股関節に優しいM字に自然となるので、前から見るとぴょこっと出ています。出ている長さが平等でない時はお尻の乗せる位置を調節してみて。セーフティーストラップが足の付け根にしっかり通っている場合は、大抵バランスが取れている証拠です。
先のポイントを伝えてもパパは乗せるまでに時間がかかったので、家の中ではあらかじめセーフティーストラップに足を通した状態にセッティングしてから赤ちゃんごと(赤ちゃんは置いたまま頭から迎えに行くかんじ)ミニモンキーを被って装着するのが簡単です! 背中のバックルを元々長めにしておくとかなり簡単に抱っこできます。乗せてからバックルで調節すれば完了です。ブロッサム39のサイトから付け方動画に進めますので、ぜひ予習に活用してみてくださいね♡
ミニモンキーはサッと乗せられて、柔らかい新生児の体を、赤ちゃん自身の重さで優しく包み込むので自然に無理なく背中がCカーブになるのがお気に入り♡ 抱っこひも初心者の我が子も、乗せるまではぐずっていても、ピタッと密着もありすぐにウトウトしてきます!
また、新生児は吐き戻しの多い時期。抱っこひもによだれカバーをしていてもそこを超えて汚してしまうことも多いので、かさばらず洗えて、すぐに乾くところがすごく気に入っています! メッシュ素材なのでそもそも汚れが付きにくく、靴のまま乗せても汚れをそんなに気にしなくていいのがこれから使ううえでも期待大です♡
バックルをゆるめ、頭をミニモンキーから抜くだけでそのままベッドに降ろせるのも便利なところ。綿は首元以外入っていないので、降ろした後無理に避けなくてもそのままで寝てくれます。抱っこから降ろす時のモタつきでいつも起こしてしまうパパが、一発で降ろすのに成功していたのでとても感動しました! ただ、ぐっすり寝ていたら、足を通しているセーフティーストラップからは抜いてあげるといいと思います。背中を持ち上げる必要がないので、抱っこ寝のあと、降ろしてベッドに寝かせて起きてしまうことが少ないと思います。
また、新生時期の足の開き方がわたしはすごく気になってしまうので、自分で縦抱っこしている時のような体制に出来るのが安心です。足が下にピーンと伸びている、横抱きで足付け根が固定されている状態は、あまり赤ちゃんの股関節によくないと言われています。ミニモンキーは、スリング系抱っこひもですが、この股関節のことを考えた設計にとても感心しました♪
ちなみに我が子は標準より少し大きめですが、足の間に布を挟んでいる状態ではないので、小さい子でも安心して使えるんじゃないかな?と思いました。体を丸めて座っているのでお尻が程よく下がっており、布がしっかり膝下まで包んでくれているので快適そう。通常の抱っこひもを小さめ新生児が使うとき、「ちょっと足が開きすぎでは?」と思うこともしばしば。ミニモンキーのこの体勢なら、ピタッと密着していても足の開き過ぎに繋がらないように感じます。
首支えがないので、片手で抑えることは必須なのですが、首元のバックルのおかげか両手を放しても頭がガクッと、倒れることはありませんでした。首すわりまで怖いな…と思っていた不安は、この安定感で安心に変わりました♡
抱っこひも調節は、背中にくる大きなバックルのみなのでパパとの共有もOK! 韓国発抱っこひものコニーや、ネットタイプのトンガなどは、サイズ調整が不可で、パパ用・ママ用と購入する必要があるので、ミニモンキーはその点とても経済的です。
ちなみに、乗せる時には少しベルトを長めにしておくと足を通すなどの作業がしやすいです。ベルトも長めで、体の硬さ関係なく引っ張れば簡単に縮めることが出来ます。降ろす時はバックルの端をクイッと上に傾けてあげるとすすーっと変更でき簡単でした! もちろん使用時に勝手に長くなってしまう…ということはないので安心です。
また、メッシュ素材とベルトとで、生地が伸びる感じが全くしないので付けた時の安定感が変わらないのがお気に入り! 一歳過ぎのお子さんを乗せる際には伸縮性がないから難しいかもとメーカーさんから言われていましたが、乗せる時は新生児など小さく柔らかい時期よりも自分でしがみついてくるので上の子の方が入れやすかったです。伸縮性がないのも抱っこ位置がだんだんと下がってくることを防止してくれるのですごくいいと思います! 使っているうちに、子どもが成長して生地が伸びてきてしまう…なんてことも少なそうです。
腰がしっかりすわると、前抱っこ以外に腰骨に座らせる腰抱っこが可能になります。子供の片手抱っこはすごくしんどいですが、それをサポートしてくれるミニモンキーは本当に感動モノでした! お尻を乗せるだけの肩がけタイプの簡易抱っこひももありますが、ミニモンキーのように滑り落ち留め(セーフティーストラップ)や背当てがある方がやはり安心できました。腰抱きも片手での支えが必要ですが、前抱っこと同じで両手を放してもしっかり安定しています! 重くなってきた頃の腰抱きは本当に楽ですし歩きやすい! 視界が広がるので上の子抱っこにもぴったりです。わたしは臨月で上の子抱っこに悩まされていたのでミニモンキーは本当に神アイテムでした!! 長時間抱っこを避け、体調と足元にしっかり注意しながら使用すればとっても便利なアイテムです。
1人目の時は、抱っこしなくてもバウンサーや横に寝てトントンであやす事が出来ましたが、2人目以降ともなると話は別。家の中で抱っこひもを使うシーンが1日に何度もあり、サッと使えて本当に助かっています。
また生後1ヶ月を過ぎ、車での移動も増えてきたので、ベビーカーのお守りとしてミニモンキーをカバンに忍ばせています。ベルト付きのしっかりした抱っこひもでは、いざ下ろした時に荷物になる…。とりあえずミニモンキーを肩にかけて出かけることも多いです! 軽くて薄く、全く邪魔にならないので夏のお出かけも快適そう。赤ちゃん返りし、抱っこ抱っことせがんでくるの真ん中の娘を乗せることもあります。ママへの体への負担はエルゴやベコと比べるとありますが、子どもの気持ちが満足するまでの抱っこにはもちろんぴったりです♡ ちなみに15キロまで使用OKですが、大きな子は使用場所や使用時間にはお気をつけください。
我が家では、室内での寝かしつけの他、車への乗せ降ろし、ベビーカーメインでのお出かけの時など、いざという時の強い味方でしたが、腰支えがないのでメインの抱っこひもと比べると少し疲れやすく感じました。また、首がすわるまでは頭を支えておかなくてはいけないのと、肩がけした方の腕があげづらくなってしまうので、手荷物が多い時や洗濯物干しなどの家事にはミニモンキーは少し不向きでした。しかし、腰ベルトがないことでしゃがみやすいので、公園で遊ぶ時やトイレがとても楽! 高い位置での抱っこのフィット感もあり、前かがみになりがちなお着替えのサポートなどもやりやすく、掃除機との相性もばっちりです。
抱っこひも特有のがっしりさがないので、上着を着た際、見た目がスッキリしているのもお気に入り♡ モノによっては脇がうまくフィットしない場合もあるので、ゆったりしたものを羽織ることをオススメします♪ 薄手ですが、リュックは滑りやすくなるので、カバンは斜めがけや手持ちタイプの使用がいいと思います。わたし的には、「あったら便利だけど今さら買うのもなぁ〜」となりがちな第二子以降の出産祝いに決まりだな、と思っています♡