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代官山ってどんな街?

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代官山ってどんな街?

2019/7/1 14:00

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《お風呂でのヒヤリハット》楽しいバスタイムを送るために注意したい7つのこと

滑って大転倒! 大好きなお風呂タイムは危険がいっぱい

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みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。夏も近づき、親子でお風呂タイムが楽しい時期ですね。4才になった息子ニコライは、小さい頃からお風呂が大好きで、湯船に浸かって泳いだり、お気に入りのバストイで遊んだりしています。

息子はお風呂大好き! 湯船で泳いだり、バストイで遊んだりしています
息子はお風呂大好き! 湯船で泳いだり、バストイで遊んだりしています

先日、いつも通りお風呂に入っていると、身体を洗った後に残った泡が足元に溜まり、ズルっと滑って転んでしまいました。尻もちをついてギャン泣きするも、頭を打ったりしなくてよかったな、とホッと一安心。まだまだ目が離せない年齢なんだと改めて気づかされました。

乳幼児の事故で一番多いのは「不慮の事故」。中でも、お風呂で起きる事故が後を絶えないそう。ママやパパなど周りの大人が少し目を離しただけで、とんでもない大事故を引き起こしてしまう可能性があります。自分が一人で入浴する分には問題ないのですが、子どもとの入浴は様々な危険が伴います。入浴は毎日の生活に欠かせないものなので、今回はママパパが普段から気を付けたいお風呂での過ごし方をご紹介いたします!

ベビーバスの沐浴からお風呂へ! 何を気をつける?

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赤ちゃんが産まれてから1ヶ月間程は、ベビーバスで沐浴をします。お風呂場やシンクでママやパパが抱っこしながら身体をきれいに洗います。1ヵ月検診でお医者さんからの許可が下りてから、赤ちゃんはようやくママパパと一緒にお風呂に入ることができるようになるのが一般的です。

湯船の温度は、夏が38℃、冬が40℃程度が適温とされています。赤ちゃんは大人と比べてのぼせやすいので、湯船に浸かるのは2〜3分。合計10分~15分の入浴時間で十分です。

季節によってお湯の管理を。ベビーなら、湯船につかる時間は短めに
季節によってお湯の管理を。ベビーなら、湯船につかる時間は短めに

また、入浴中に吐いてしまう恐れがあるので、入浴前の1時間は母乳やミルクをあげないようにしましょう。その代わり、お風呂から上がった後には、たっぷりと水分補給を。毎日同じ時間に入浴することで、赤ちゃんとの生活リズムも段々と整ってきます。

一緒にお風呂に入るママパパは、抱っこしながら自分の身体も洗わないといけないので、慣れないうちはとても大変。お兄ちゃんやお姉ちゃんなど兄弟がいればなおさら。大人が滑って赤ちゃんを落とさないようにバスマットを敷いたり、大人が洗髪する間は赤ちゃんをバスチェアに座らせたり、安全に十分配慮しつつ便利なお風呂グッズは積極的に使うとバスタイムが何倍も楽しくなります♪

(写真B)

一瞬で危険迫る! お風呂での事故

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1才頃になると歩けるようになる赤ちゃんもいるので、運動量が多くなると供に、お風呂での事故も多くなります。子どもが亡くなる原因として、交通事故の次に多い「不慮の事故」ですが、その中でも溺水は2番目に多い死因だそうです。

赤ちゃんが溺れてしまうタイミングは、ママが自分の頭髪、身体を洗っている時や兄弟の身体を拭いている時等、数分の間です。「大丈夫だろう」という大人の気のゆるみで一瞬目を離した時に事故は起きています。息子のニコライが2才くらいの頃、もう既に歩くのも十分上手になって一人で浴槽に浸かることも多かったのですが、私が洗髪中で目を離した隙に滑って顔が水中に! 息子は水を飲んでしまって、苦しそうにむせることがありました。

子どもが溺れるときは、映画やドラマのワンシーンのようにバシャバシャと暴れて音が出るということはなく、静かに沈んでいきます。とても怖いことですが、本能的溺水反応と言って、子どもは何が起こっているか分からないパニック状態で声を出す余裕もありません。水が10cmも溜まっていれば、赤ちゃんの姿勢によっては溺れてしまいます。入浴中に限らず、浴槽や洗面器、手桶等には水を残すことがないように気を付けた方が良いでしょう。

静かに遊んでいるなと思ったら大間違い。子どもは溺れる、というより沈んでいくそうです
静かに遊んでいるなと思ったら大間違い。子どもは溺れる、というより沈んでいくそうです

安全なバスタイムを過ごすために気をつけるべきポイント7つ

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赤ちゃんが溺れてしまう他にも、お風呂場には危険がいっぱい。我が家で注意しているポイントをいくつかご紹介します!

①手の届く位置にものはなるべく置かない

カミソリや石鹸、シャンプー、リンス等は子どもの手が届かない高い場所に置くこと。刃物はもちろん、石鹸類なども触ってしまうことで滑って転んだりが危険。また、誤飲をしてしまったりを防ぎます。

②浴槽のフタに乗らせない

万が一浴槽のフタに乗ってしまうと、外れた時に怪我をするので、念のため硬くて丈夫なものを選んでいます。日頃から、「ここは危ないからね」と声かけを。

③シャワーの温度確認は大人から

シャワーのお湯の出しはじめは高温になっていることがあるので、大人が手で温度を確かめること

④蛇口を触らない方向に向けたりタオルを巻いたりする

蛇口の本体も、お湯で高温になっていることが。やけどの危険はどこに潜んでいるかわからないので、子どもが触らないように工夫をします。

⑤追い炊きによるやけどに注意する

シャワーや蛇口同様、追い炊きの沸かし口にも注意。追い炊き中は子どもひとりで浴槽内にいることのないようにします。

⑥浴槽をのぞき込ませないこと!

不慮の事故で溺れてしまうのは、浴槽に入っている時だけではありません。幼児は頭が大きく重いため浴槽をのぞき込むと、浴槽の低いタイプは頭から落ちてしまうことがあります。日中遊んでいる時間にも、お風呂のなかに入って行ってためてある浴槽をのぞき込み、浴槽内に落ちてしまった…なんて事故も。入浴時以外には水を張っておかないことはもちろん、普段から「浴槽をのぞき込ませない」ことを徹底して伝えましょう。

⑦バストイで遊んでいるときも目を離さずに

ニコライが産まれた頃から流行っていた首掛け浮き輪スイマーバは、赤ちゃんがプカプカと気持ちよさそうに浮かぶ姿が可愛らしく、また赤ちゃんを常に抱っこする必要が無くなってとても便利です。しかし、転覆したり、頭が浮き輪から外れてしまうケースも報告されていますので、ママパパは十分に注意を払うことが大切。他のバストイに関しても、どのような使い方をするか予測不能なので、遊んでいるときにもけっして目を離さずにいてくださいね。

お気に入りのバストイは、知育玩具ブランドのユーキッドのシャワー。カラフルでいつまでも飽きない仕掛けが◎
お気に入りのバストイは、知育玩具ブランドのユーキッドのシャワー。カラフルでいつまでも飽きない仕掛けが◎

赤ちゃんが危険に陥る原因は、大人の不用心。乳幼児はのぼせやすいということも踏まえて、大人が先に洗ってその後に子どもを洗い、出るときは子どもを先にお風呂から出すのがいいかも。子どもから目を離すタイミングが無いように、お風呂に入る順番も気にすると良いいですね。

事故のリスクには十分気を付けて、楽しくバスタイムを送ってくださいね♪

この記事を書いた人

  • 室伏真由子
  • 室伏真由子
    ロシアンハーフ男児の子育てに奮闘中。ワーキングママ目線で、家事の便利グッズやパパが使いたくなるおもしろいアイテムを使っていきたいです!

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