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代官山ってどんな街?

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2019/6/9 14:00

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《産後はどうだった?》ママの心身の変化、こんなことありました! 産後のトラブルやその対策

子どもを授かる喜びは一入!

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みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。先日、母の口から「最近のママは出産してもガリガリね」という言葉を耳にしました。母にしてみると、体格の良い「肝っ玉母さん」みたいなが昭和の時代は多かったそう。産前産後ですっかり太ってしまった私は、出産した後も抜群のスタイルをキープしているママさんをみるとすごいなあ~と尊敬します。

体重の増減といった表面的に表れやすいものも含めて、出産を経験したママには色々な変化が起きています。まさに人生の中で一大イベントとも呼べるほど、心身が転換するタイミングです。

体重の増加もそうですが、それだけでなく産後すぐに感じた変化が大きいものから小さいものまで沢山ありました。「子どもを授かった」という幸せに比べればあまり大したことはありませんが、体型が崩れて嫌だなあ~とネガティブに感じることも。ママによって体感する変化はそれぞれだと思いますが、今回は私が実際に経験した産後の変化についてご紹介をしていきます!

成長した息子を前にすると、産後、大変だったことなどはすっかり遠い昔のことのよう
成長した息子を前にすると、産後、大変だったことなどはすっかり遠い昔のことのよう

産後翌日から! 身体の不調が続いてピンチ…

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私が出産した場所は、母子同室が基本の産院。出産した翌日は、10ヵ月経ってやっと出会えた赤ちゃんのために色々とお世話がしたくて張り切っていたのですが、発熱していてあまり身体が動きませんでした。結局、熱っぽくてだるい状態は退院後数週間続き、その間の買い物や用事は主人に沢山助けてもらいました。

私の場合、身体はしんどい状態だったのですが、無事に出産できた安心感と赤ちゃんの可愛さで心は満たされていたため、産後うつを経験することなく済みました。しかし、産後うつは一般的に起こり得ることなので、イライラしたり眠れなくなったりといった症状が1ヵ月以上続く場合は、単なるマタニティブルーでは無い可能性があるので早期の受診をおすすめします。

また、産後の尿漏れは良く聞くのですが、私は尿漏れではなくてトイレが近くなったように感じました。これは出産してから3年が経過した今も現在進行形。骨盤のゆるみや体型の変化によって尿意を感じやすくなってしまったのかなと思います。ただ、生活に支障があるわけではなく「産前より若干」という程度の小さい変化でした。

熱っぽくてだるい状態が続いた出産直後。主人や家族などに頼りながら生活しました
熱っぽくてだるい状態が続いた出産直後。主人や家族などに頼りながら生活しました

産後2ヵ月で仕事復帰! おっぱいトラブルが待ち受けていた?!

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過去の記事でも紹介しましたが、日中の育児は在宅勤務する主人にお願いしようと決めていたので、私は育児休暇を取得することなく産後2ヵ月で仕事に復帰。出産した時はまだ25歳。若いから体力的には大丈夫だろうと考えていましたが、初めての出産だったこともあって考えが甘かったなと…

産後すぐというよりは、復帰してから起きた体の変化に対処する方が大変でした。それでも子どもとの時間を楽しみながらうまく乗り切ることができたのは、家族や友人など色々な人に支えがあってこそ。産後数ヵ月が経っても体の変化は続きます。油断は禁物ですが、どれも一過性のあるものなので、上手に付き合っていけると◎。

我が家は、生後すぐミルクと母乳の混合育児をしていたのですが、基本的には息子が欲しがるだけ母乳を与えていました。しかし仕事に復帰すると、母乳を与える回数が一気に減り、母乳が溜まりおっぱいが岩のように固くなってしまいました。

張りが強くて痛い時には、休憩時間に搾乳して溜まった母乳を排出して、専用の保存パックで冷凍して家に持ち帰る日が続いていました。母乳を排出できれば痛みも楽になったので、乳腺炎で病院にかかるほどにはならなかったのは幸運でした。仕事復帰してから3ヵ月も経つと母乳の生成量も徐々に減ってきて痛みも少なくなりましたが、それまでは仕事中に痛みが伴ってかなり辛かった記憶があります。

おっぱいトラブルは、どんなママでも起こり得るもの。乳腺炎などになったときにはすぐに対応できるよう、事前に調べておきましょう
おっぱいトラブルは、どんなママでも起こり得るもの。乳腺炎などになったときにはすぐに対応できるよう、事前に調べておきましょう

先輩ママさんの忠告あり! 抜け毛対策・毛髪ケアはしっかりと

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産後の身体の変化については、先輩ママより聞いていたものの、一番驚いたのは、抜け毛。数ヶ月~1年ほどは抜け毛に見舞われました。全体的にまんべんなく毛が抜けていくわけではなく、こめかみのあたりが集中的に抜けていたので「このままいくと禿げるんじゃないか…」とかなりの焦りモードに

私自身もともと髪の量が多いので、かなり抜け毛はありましたが目立たずに済んだ方だと思います。ただ、抜け毛があった時期は毛質が変化してしまったのは困りました。1本1本が太かった髪の毛が、細く縮れてスカスカな状態になってしまい、一気にくせ毛がパワーアップ! 健康的な髪を取り戻すために、美容師の友人に相談して、頭皮が凝り固まらないようにヘッドスパをしたり、栄養素が含まれたシャンプーに変えたりしていました。その後もしばらくは、カラーリングやパーマをするのが怖くて控えていたために、今ではすっかり地毛の黒髪がお馴染みに。産後1年が経った頃には、抜け毛もくせ毛も落ち着いたので安心しましたが、会社の先輩ママからは「ハゲたから帽子が必須だったよ(笑)」という話も聞いていたので、毛量が少ない人や髪が痛んでいる方は対策を考えていた方が良いかもしれません。

出産は一大イベント。産後の変化にはいろいろ戸惑いましたが、思い返すと今ではいい思い出です
出産は一大イベント。産後の変化にはいろいろ戸惑いましたが、思い返すと今ではいい思い出です

思い返せば、産後すぐに現れる変化と、数ヶ月経ってから現れるものと様々なことを経験。今となっては「わたし、結構頑張ってたなあ(笑)」なんてクスっと笑える思い出ばかり。でも、その当時は真剣に悩んだり、悲しい気持ちになったり…。

自分の体調のこともあって、産後1年間くらいはとても大変ではありましたが、子どもが成長し、どんどんできることが増えていく喜びや感動を知ることができたので、自分の人生は間違いなく豊かになったと感じます。

産前産後は、ママの身体や心が大きく変化していきます。一人で無理することなく、周りの人に相談したり頼ったりしながら、その変化とうまく付き合っていけたら良いですね。

この記事を書いた人

  • 室伏真由子
  • 室伏真由子
    ロシアンハーフ男児の子育てに奮闘中。ワーキングママ目線で、家事の便利グッズやパパが使いたくなるおもしろいアイテムを使っていきたいです!