代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
6年前、一人目出産のときに使っていた頃から、どんどん進化し続けるエルゴベビー。
毎年のように新作の多機能抱っこひもが発売になりますが、今回はその逆をいく、シンプルに洗練された最新モデル「エルゴベビー アウェイ」をお試ししてみました♪
4人子育て中ママの私としては「とにかくサッとつけたい!嵩張らずに持ち歩きたい!」が本音。多機能で身体の負担を考えたものも魅力的だけれど、ザ・シンプルが使いやすい♡
アウェイは、対面抱っこ、おんぶのみの2WAY抱っこひもなので、それぞれのモードに切り替えは一切なし。肉厚なパットもないのでゴツさもなく、スッキリと着けられます。カラーやデザインもアウトドア寄りなシンプルなもの。これまでの機能満載の抱っこひもの進化から考えれば物足りなさもありますが、これで十分、というパパママも少なくないはず。
さらに、首すわり後から使用OKのため、他メーカーに多い、腰がすわってから使用するセカンド抱っこ紐(ヒップシートや、スリング系など)よりも少し早く使い出せるのがポイント。エルゴ独自の脇の下からしっかり支えるパーツのおかげで、首すわりすぐでも片側に寄ったりせず抱っこできます!
たった数ヶ月ですが、腰がすわるまではちょっと座らせておく、少しおろして休憩する…が気軽にできない時期。特にベビーカー苦手ベビーちゃんだったりすると、家でも外でもとにかく抱っこひもになってしまうので、アウェイの気軽さはとってもありがたいところです♡
一見してさらりとした生地は春夏向きかな〜と思いがちですが、ゴツさが全くないので上着の上からでも、下につけてもスッキリ。肩ベルトと重なっても薄手なので、肩掛けでもリュックでもずり落ちることなく使用できます。これはコートを着用する冬にぴったりかも。
素材の内側は、3Dメッシュ。ふわふわとした柔らかいメッシュなので擦れる感じはなく、外側の赤ちゃんの背中部分と日除けフード部分は透けすぎない程度の伸縮性の薄手メッシュ生地で、こちらもすごく柔らかくてお気に入り♡
その他はサラッとした生地感なので汚れをさっと拭いたり乾かしたりが楽でした。ペロペロしてしまう時期なので肩ベルトは常に舐められていましたが、洗濯がしやすいので肩ベルトカバー無しでも良さそう。
実はアウェイには、他のコンパクトでシンプルな抱っこひもとちがうアウェイならではの特徴がふたつあります。
赤ちゃんを降ろした後、腰ベルトを巻きつけてなりがちな前掛けスタイル…。これまでは、このだらっと感が苦手でエルゴは選ばないって方も。
アウェイは、肩ベルトをまとめてクルクルと巻き、腰ベルトの外側部分グイーッと伸ばすと簡単にコンパクト収納が可能! 後からバンドやカバーを買い足す必要がないですし、備え付けなので見た目もスッキリ。そのまま斜めがけして持ち歩くことも可能です!
また、腰ベルトの下側のチャックを開けると、直接仕舞い込めるポーチが登場! 肩ベルトを重ねて軸にしクルクル巻いていき、最後は腰ベルトのバックルをしっかり留めておくとスッキリとポーチに収まります。ポーチにはマジックテープ式の持ち手も付いているのでベビーカーに掛けて置くことも可能。
いつもカバンやベビーカーから取り出すときにせっかくまとめておいた抱っこひもがグチャッと広がるのが地味にストレスだったので、しっかりコンパクトなまま持ち歩けるのが有難い…! ただし、コンパクトになるようポーチは小さめなのでしっかり畳むことがポイント。肩ベルトカバーを使用する際は薄手の物がベターです。
blossom39で接客をしていたとき、『赤ちゃんの居場所調整が分からない』とエルゴ購入後に来店される方がいました。
アウェイは腰ベルトの中間から背当て部分が出ているので、赤ちゃんを乗せれば自然とお尻が沈んだ、股関節に負担の少ないM字で乗せることが可能。脇のサポートと合わせてサクッと一度で定位置に決められるので、安心して使用できました。最初から首座り〜OKとも決まっているので股部分の調整無しで開封してすぐ使えるのもすごく便利。
ただし、腰ベルト上部から背当てが始まる一般的な抱っこひもと比べると、ウエスト位置でベルトを巻いてもどうしても赤ちゃんは低くなってしまうので注意。また、逆に股部分を狭めることができないので、使用開始体重を超えていても小さめの子、ガタイの良いパパが使用する際は必ず鏡で赤ちゃんの脚が自然な角度で開いていることを確認することが大切です。
調節箇所が腰、肩ベルト(+チェストバックル)のみですが、腰を支える背当てパットは無しなので細めのママでもしっかり絞れますし、パパでも問題なく使用できました! チェストバックルの高さ調節もスライダー式でススーっと動くのでパパ、ママの兼用・サイズ調節も簡単です♪
シンプル、コンパクトな設計のため、アウェイの中綿は薄め。やはり厚手のクッションや腰サポートのパット付きの抱っこひもと比べると、長時間や体重が増えた頃には疲れにくさに差が出てきてしまいますが、逆に薄手の腰ベルトがわたしには大ヒットでした。
というのも、安定感や抱っこ位置固定のため、腰ベルトはキュッと絞るのですが、産後ガードルやコルセットを着用していると金具や厚手部分と腰骨(ジーパンなどを履いていると余計に)が重なり、そこを固め&大きめのベルトで圧迫するので痛みがあり、長時間抱っこが厳しかったのです…。それが、アウェイを使用時は全く気にならないことに驚き! サポート力よりも着用感を優先させたい方には、ぜひメインで使ってもらいたいなぁと思います。
また、1歳からおんぶでのみ使用が可能なので、我が家の2歳児をおんぶしてみましたが、しっかりと肩ベルトのバックルを締めておけば肩への食い込みも気になりませんでした。ベッドサポートを立てるなどして背もたれを長くしたりの調節はできませんが、上記の通りお尻の位置が少し下がっているのではみ出し過ぎも感じませんでした。他モデルと比べると36ヶ月までと使用期間がすこし短いですが、2歳超えるとほぼ出番がなくなるので個人的には全く問題無しです。
今流行りのアウトドアメーカーからも続々とコンパクト抱っこひもが出ていますが、クッションが少なめ(全く無しのものも)。そしてそのようなシンプルでコンパクトなモデルは1才からOKのものも多いので、抱っこひもの使い分け無しでとにかく荷物減らしたい!ってママには、アウェイがとってもオススメです!
新生児向けの抱っこひもからの買い替えや、我が家のように基本はベビーカーやチャイルドシートがメインでの方にはアウェイひとつで十分と感じました! 今回お試ししたネイビーはステッチにピンクを使うなどさりげない可愛さもおすすめ♡ ぜひ、皆さんの抱っこひも選びの参考になりますように…!