ママもベビーもパパも楽しく過ごせる街「代官山」から「子供がいる生活って楽しい!」を発信するWebマガジン

代官山ってどんな街?

代官山スタイル by blossom39

ママもベビーもパパも楽しく過ごせる街「代官山」から
「子供がいる生活って楽しい!」を発信するWebマガジン

代官山ってどんな街?

2022/6/29 11:00

311 views

《妊娠中のパパのサポート》妻が出産間近! 便利なアイテムや声かけ、パパができることって何が正解?

2022年の5月に長男が誕生し、妻と4歳の長女との家族4人暮らしがスタートしました。

妊娠・出産はその都度違うとよく聞きますが、うちもまさにそう。加えてコロナ禍だったこともあり、長女の妊娠のとき(2017年)には経験しなかったこともたくさん起こりました。

全然完璧ではなかったですが、僕なりにどう妻をサポートしたのか、紹介したいと思います。

ママの妊娠期間、パパにできるサポートは山ほどあるんです!
ママの妊娠期間、パパにできるサポートは山ほどあるんです!

①妊娠アプリはパパもインストールを

border

妻が長女の妊娠・出産した2016年~2017年は新型コロナウイルスが流行する前だったので、ほぼすべての妊婦健診に同行しました。成長していく赤ちゃんを腹部エコーで妻と一緒に見ることができたので、妊娠に対しての一体感はそれなりに作られていたように思います。

ところがコロナ禍で検診に同行できなくなると、リアルタイムで動く赤ちゃんを見ていないので、エコー写真を見ただけでは正直何が写っているのかよくわかりません。そして写真を徐々に見なくなり、妻もわざわざ僕に見せなくなりました。

性別の告知も一緒に聞くことができなかったし、出生前診断のようなデリケートな判断の説明を産科医から直接聞けなかったのはコロナ禍で仕方がないこととはいえ、残念なことでした。少しずつ、お腹の中の赤ちゃんに対しての意識の差が広がっていくように感じました。

また、二人目になると、すでに一度経験しているので、気持ちに余裕があるのはいいのですが、同時に新鮮さも少なくなってきます。身体の変化がない夫は体感として妊娠・出産を捉えられないので、妻よりも妊娠を過剰に意識するくらいでちょうどいいのかもしれません。

そこでおすすめなのが妊娠アプリ。出産予定日を登録すれば現在の週数に応じたアドバイスを読むことができて、赤ちゃんのおおよその大きさや、お腹の中で起こっていることを知ることができるものです。これをパパもインストールして登録しておきましょう。

アプリ上で赤ちゃんがどんどん大きくなっていくものも。お腹の中の子どもが想像つきやすくなります(写真はイメージです)
アプリ上で赤ちゃんがどんどん大きくなっていくものも。お腹の中の子どもが想像つきやすくなります(写真はイメージです)

どれくらいの週数でどんなことが起こるのか、その頃の検診の内容もわかります。戌の日も教えてくれるので安産祈願の日程を決めるのにも便利です。ママと赤ちゃんの情報だけでなく、パパ向けのアドバイスもしっかり載っているので毎日チェックしましょう。

また、陣痛の間隔を計るアプリもあります。妊娠後期になってくると、分娩につながらない前駆陣痛も頻繁に起こるようになります。起こっている痛みが本陣痛なのか、そうじゃないのかは、本人でもなかなか判断が難しいもの。これも夫婦でデータが共有できるので、パパもインストールすることをおすすめします。いざ出産が近づいてきたら、本陣痛なのか前駆陣痛なのか、病院に電話するのか、様子を見るのか、パパも一緒に考えることができます。

②LINEで過去の妊娠・出産の振り返り

border

妊娠アプリも便利ですが、LINEもとても便利に使いました。LINEで長女の妊娠のときのやり取りを遡ると、今回と同じような週数で同じような問題が起こり、同じような会話を二人で交わしていました。過去の自分達の会話と行動が、かなり参考になりました。

妊娠の事実を家族にどう伝えたのか、つわりがひどいときの献立のやりとり、子供の名前をどう決めたのかなど、さまざまな会話をLINEでしていたので、問題の対応の参考になるとともに、夫婦で妊娠期間を楽しむための会話のネタにもなりました。

何年分もスワイプして遡るのは難しいので、妊娠期間に出てきそうなワードを検索して探すのがおすすめ。例えば、「ベビーベッドって、どれくらいの大きさでいつまで使っていたっけ?」などというときは《ベビーベッド》と検索すると、それに関する話題が時系列ででてきます。

③陣痛タクシー登録で、妊婦検診や産後検診も

border

うちは自家用車がないので、長女のときに続いて今回も陣痛タクシーをかなり使いました。最初に自宅と産院の住所を登録できるので、いちいち場所を説明する手間が省け、とても便利です。

さらに自宅に迎えにきてくれたときはインターホンで呼び出してくれるので、ギリギリまで座って待つことができます。陣痛タクシーという名前ですが、陣痛のときだけじゃなく検診のときにも使えますし、登録した病院以外の行き先にも使えます。産後の1ヶ月検診のときにも使いました。

④こまめな上の子の世話&いくつかの得意料理をもつ

border

二人目の妊娠で問題になるのが、上の子のお世話だと思います。年齢差がどれくらいかでどう動くかは変わってくると思いますが、妊娠期間はママが動けなくなることも多いはず。パパができる家事をできるだけ増やしておくのがいいと思います。うちは家事をひと通り全部分担してやっているので、急にママが動けなくなっても家のことはほぼ滞りなく行うことができました。最近では、長女の髪の毛を結んであげることもできるようになりました。

アドバイスとしては、いちいちレシピを見なくても作れる料理を何品か持っておくのと、生鮮食品のおおよその相場を知っておくと、食事の準備のストレスは軽減されるかとおもいます。

⑤ママとのスキンシップは意識的に!

border

最も難しかったのは、ママとのスキンシップ。一人目を妊娠したときは頻繁にお腹をさすったり、お腹に向かって話しかけたりしていたのですが、長女の世話や家事の忙しさにかまけてかなりおろそかになってしまいました。

さらに一人目のときとは違って妊娠初期から後期までずっとつわりがあったので、ちょっとでかけて気晴らし、というのも難しかったです。とはいえ、もっと意識してスキンシップや気晴らしの時間を作るべきだったなと思っています。

これはアプリなどでは解決できることではないので、パパの工夫で夫婦の時間、ママがほっと安心できる時間を作るといいかなと思います。

ママの身体や気持ちを気遣うのは、妊娠期間中で一番大切なことです
ママの身体や気持ちを気遣うのは、妊娠期間中で一番大切なことです

すべてが順調に進めば問題はなかったのですが、今回の妊娠でも切迫早産になったり、急にPCR検査を受けないといけなくなったりしました。その都度、かかりつけの産院ではなく、他の産院での対応になりました。

そういうイレギュラーの動きが出てきてもコロナ禍の今は付き添うことが難しく、ママが一人での対応になりがちです。ほんとうにコロナ禍での妊娠、出産は大変だと、あらためて痛感しました。

しっかり付き添うことができない分、アプリの利用や、積極的なスキンシップ、家事の分担など、パパのサポートの重要性がさらに増してきていると思います。ママが動けなくなったときに(妊娠中は、必ず動けなくなります)備えての準備を怠らず、二人三脚で妊娠を楽しみながら赤ちゃんに会えるのを待ちましょう!

この記事を書いた人

  • 村上智基
  • 村上智基
    江東区在住の二児のパパ。書籍専門のPR・パブリシスト。週末はもっぱら、身体を動かすのが大好きな娘と公園に遊びに行っています