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代官山ってどんな街?

代官山スタイル by blossom39

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代官山ってどんな街?

2021/10/6 12:00

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《保活の理想と現実って?》秋は保活シーズン! じっくり考えたい子どもの保育園選びについて

だんだんと涼しい気候の日が増え、夏から秋と、季節の移り変わりを感じるようになりましたね。来年度の保育園選びも本格的に気になってくる時期ではないでしょうか?

保育園選びといっても、どんなポイントを加味して保育園を選んでいくといいのか初めは掴めないですよね。

我が家は、長女の1歳児入園を目指して保活を経験しました。今回は我が家の保育園選びのポイント(理想)と、現実的に申し込む際に重視したポイント(現実)をレポートしたいと思います。

無事1歳で保育園に入園できた長女。決まるまではドキドキの保活でした!
無事1歳で保育園に入園できた長女。決まるまではドキドキの保活でした!

①保育園の種類って?入園はどんなルール?

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ポイントをご紹介する前に、簡単に保育園の種類や申し込み方法を書きます。保育園には、大きく分けて国の基準を満たす「認定保育園」と基準を満たさない「認可外保育園」があります。

◇認可保育園

認可保育園は、仕事や病気などの家庭状況によって子どもを預ける必要がある場合に利用できる施設です。申し込み先は住んでいる自治体。就労状況や家庭状況について書類を提出することで「指数」と呼ばれる点数が付いてきます。この指数が高い家庭から、入園が内定となります。また指数が同じ点数の時は、自治体ごとに定められた優先順位をもとに選考します(例えば兄弟がいる、自治体に長く住んでいると優先される、など)。認可保育園入園のルールや手続きは自治体によってカラーがあります。まずは自治体が発行している入園の手引きをゲットすべし!

◇認可外保育園

一方で、認可外保育園は子どもが入園するための条件は特に決められていません。空きがあれば、保護者が働いていなくても子どもを入園させることができます。ただ、待機児童が多い自治体では認可外でもかなりの倍率だったりします! 申し込みは自治体を介さず園との直接契約になります。そのため、園ごとに申し込み時期やルールが異なるので把握しておく必要があります。

我が家は、自治体でもらった保育施設の地図とにらめっこしながら、通える範囲の認可保育園と認可外保育園をチェック。両方を見学し、それぞれ申し込みました。

候補の保育園は見学に行くとやはりイメージが湧きますし、来年度4月入園予定の方は申し込み時期までにできるだけしておけるといいと思います。認可は11月くらいまで、認証は園のルールによりますが、11月から2月くらいまでのイメージです。我が家の自治体の認可外保育園は、認可保育園の結果が出た後に入園するかどうかを決められるスケジュールが多かったです。

②保育園選びのポイント

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私は園へ見学へ行く際に、「保育園見学ノート」を作ることに。確認したポイントや、自分の印象をメモしました。何園か見ていくと記憶が曖昧になるので、メモがあって良かったと思いました。園の様子をパパに共有して希望園を選択するときも使えました! せっかく園へ行くのだったら、なんとなく見に行くだけでなく、しっかりとポイントをまとめて見学に臨みましょう。

◆アクセス

自宅や最寄り駅から園の距離は毎日通う場所なので、やはりとても大事なポイント! 天候が悪くても親側が体調が悪くても通い続けられる範囲か確認したいですね。

◆保育室の様子

保育室のスペースは基準があるものの園によって様々。また、おもちゃのラインナップや建物の新旧など、実際に見るとイメージが湧くところです。子どもの作品やお知らせなど、掲示物からも保育の様子が伺えます。

◆園庭の有無

園で身体を動かす経験を積んで欲しいですし、夜スムーズに寝てもらうためにもしっかりエネルギー消費をして欲しいところ……。園庭がある園もあれば、ない園もあります。園庭がない場合、お散歩に力を入れている、近所の児童館を利用しているなど、工夫している点も確認したいところでした。

◆持ち物

持ち物の中でも特に私が気になったのは作成物の量です。布団カバーの作成があったり、お食事スタイをタオルから作成する必要がある園も。縫い仕事が苦手な私はなるべく避けたいところでした(汗)。

また、オムツ一つ一つに記名するところもあれば、パッケージに記名するだけで袋ごと持っていけるところも。毎日の持ち物にどれだけ負担があるのかも気になる点でした。

◆車、ベビーカー、自転車を置けるか

毎日の送迎方法として確認しておいた方がいいですよね。我が家の自治体の園は、ベビーカーは園に置いて出勤できるけれど、自転車は送迎時のみ一時的に駐輪できるところが多かったです。

◆行事

年間行事はどんなものがあるのか、保護者が要参加の行事の量は? 開催曜日は平日か休日か? 仕事しながらどのくらい参加する必要があるのかは気になる点でした。

保護者参加の大きな行事のほか、季節のイベントはどんなものが行われているのかも気になります
保護者参加の大きな行事のほか、季節のイベントはどんなものが行われているのかも気になります

◆先生の雰囲気

説明会で話してくださる先生の雰囲気や、見学時の園児への接し方で感じとることができます。

◆園の方針

お勉強を取り入れているところ、自然との触れ合いを重視しているところ、モンテッソーリ等特定の保育理論を取り入れているところ、方針にもカラーがあります(特に私立の保育ではそう感じました)。お子さんにどんな風に育って欲しいのかというご家庭の価値観に近いところを選ぶのも大事だと思います。

方針や雰囲気はもちろんのこと、娘の性格に合いそうな園はどこだろう、というのも考えました
方針や雰囲気はもちろんのこと、娘の性格に合いそうな園はどこだろう、というのも考えました

③現実的な検討ポイント

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これまで書いたようなことを加味しながら、申し込む園を検討しました。……といっても、入園できないと復職できない‼︎

もちろん保育園の方針や先生、施設の雰囲気は子どもを預ける場所なのでとても大事なポイントなのですが、とても気がかりなレベルではなければ「入園できること」をベースに考えざるおえないのが現実です。その為のポイントはこちら。

◇昨年度の入園受け入れ状況をチェック!

自治体ごとに昨年度の入園状況データを公開しているかと思います。どこの園に何人申し込んで何人内定したか(倍率)、内定した最低指数は何点だったか、などです。

◇受け入れ人数をチェック

受け入れ人数は園の規模によって様々なので確認を。1歳児で入園する場合は、0歳からでなく1歳から受け入れる園の方が、0歳からの持ち上がりがないので狙い目。そして新設園も昨年度からの持ち上がりがないので狙い目です。

◇立地も考慮に

やはり駅近の園は競争率が高めです。また、大規模マンションがあるなど、子育て世帯が多い環境の園も人気になりやすい印象でした。

現実的な検討点と、見学した印象を重ねて悩みに悩んだ結果、「入りやすさ」と「アクセスのしやすさ」が優先に。我が家は昨年のデータを参考に、倍率が最も高い、1番近所の園は第1希望からあえて外しました。そして新設園で、自宅を挟んで最寄り駅から反対に位置する認可保育園を第1希望にしました。

結果がでるまでソワソワでしたが、無事入園でき、パパととても安堵したことを覚えています。ちなみに認可外保育園は6園申し込み、2園入園可能の返答をいただきました。認可園内定を報告し、辞退することに。

④実際に入園してみて思うこと

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娘も歩ける、ほどよい距離で正解

入園後、やはり自宅からの距離は大事だったなと思いました。娘の保育園は徒歩10分強、自転車で5分の距離にあるのですが、このくらいでよかったなと。子どもが2、3歳になると、朝「歩きたい!」と主張することも。大人が歩けても子どもと歩くと所用時間が倍以上になったりします。

雨でも歩きたがる日も。登園時間も親子の大事な時間……と考えて、娘も歩ける距離にして正解でした
雨でも歩きたがる日も。登園時間も親子の大事な時間……と考えて、娘も歩ける距離にして正解でした

園選びをする際、娘のお友達が何人か行くことがわかったため、自宅から自転車で15分強かかり、最寄り駅とは自宅を挟んで反対に位置する園も検討しました。倍率も低めだったので魅力的だったのですが、毎日送迎するのは負担が大きかったかなと思います。

園庭が狭くても気にならなかった

また、入園前に娘の園で気になっていたのが、園庭がベランダほどの小スペースしかないこと。実際入園してみると、狭いながらも園庭でかけっこなど工夫して遊ばせてくれたり、室内で跳び箱や平均台などを使って運動遊びをしてくれたり、公園にお散歩に行ってもらえたりしているので、今ではあまり気にならなくなりました。

入園直後は緊張していた娘。今では先生やお友達に恵まれて楽しく通っています♪
入園直後は緊張していた娘。今では先生やお友達に恵まれて楽しく通っています♪

保育園選び、手続きはかなり体力&気力を使う作業。1人で進めるのはかなり大変! なかなかお出かけしづらい状況でありますが、児童館などでのママ同士の情報もとても役に立ちました。兄弟のいるママの情報も頼もしかったです♪  そして、園見学の感想や手続き方法を共有してパパも巻き込んで進めていけると安心ですね。

我が家も次女の来年度入園に向けてそろそろ保活を始めなければと思っています。保活を考えているママさん、パパさん、共に頑張りましょう‼︎

春にはみんな笑顔で新生活を迎えられますように!
春にはみんな笑顔で新生活を迎えられますように!
この記事を書いた人

  • 権藤恵実子
  • 権藤恵実子
    2017年末に女の子を出産。趣味はダンスとランニング。娘との今の時間を大切にしながら、自分の好きなことも大切にしていきたいと思っています♡