代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
トイレトレーニング(通称:トイトレ)は、オムツでオシッコやウンチをしていた赤ちゃんが、大人と同じようにトイレで排泄できるように練習すること。我が家は1年強かかって、先月やっと! トイトレ完了を迎えたかな、というかんじです。
今回は、我が家のトイトレ体験談をレポートしたいと思います。
トイトレを始める目安としては、一般的には
①オシッコの間隔が1時間半程度になること
②トイレに行きたいことを言葉や身振りで伝えるなど、コミュニケーションがとれるようになること
③トイレまで一人歩きできる、ズボンやパンツを下ろしたり座る姿勢を保てるなど、身体が成長していること
といわれています。
トイレトレーニングのタイミングとしては、薄手の服で過ごせ、おもらししても洗濯して乾きやすいため、気候が暖かくなってからスタートすることが多いようです。これらはあくまで目安なのでお子さんの様子、タイミングをみて始めるのが大事だと思います♪
我が家がトイトレを始めたのは、娘が2歳4ヶ月になった頃。気温が上がり暖かくなってきた4月頃にスタートしました。完了までもそれぞれのペースがありますが、我が子は完全にトイトレ完了と感じたのは1年を過ぎたころ。焦らず、子どもにもママにもストレスのないように進めていけたらそれがベスト。我が家のトイトレ完了までのステップを紹介します。
ママの後ろをくっついて歩いてくることが多いので、自然とトイレもお供することが多かった娘(笑)。「ここでオシッコするんだよ〜」など、トイレを意識できるよう声かけしました。この頃トイレを題材にした絵本も一緒に読みはじめました♪ ノンタン好きの時期だったので、ノンタンの絵トイレの本を。リズミカルな文も耳に残りやすく、娘のお気に入りでした。
そして、トイトレのアイテムも購入。おまる、補助便座など、どういったものを使うか悩みますよね。おまるは身体が小さい子でも安定するので、1歳代で始める場合は特におすすめなんだとか。おもちゃ感覚で使えるのも抵抗感が少なそうですね。しかし、トイレ後に洗わなければいけないというママの手間はありそう。
補助便座は実際のトイレで使うものなので「座る、オシッコをする、流す」など一連の流れを体感でき、2歳以降のスタートに向いているそう。我が家は後始末の手間を考え、ベビービョルンの補助便座を購入。かわいいくまのマークがついていたことや、自分のための新しいグッズということで、娘はテンションアップしていました♪
次にオムツを履いた状態でトイレに行く練習をスタート。まずはオシッコが出ても出なくてもOK、便座に座れたら「座れたねー!」と一緒に喜んだり褒めたりしていました。まだオシッコが出そうな感覚が自覚できていない時期なので、基本的には1時間おきだったり、食後やお風呂、寝る前など活動の切れ目に誘うようにしていました。
娘ははじめ、お風呂前に行くのが1番スムーズなタイミングでした。けれども、誘う直前にオムツでオシッコしてしまったり、「出ないから行かない!」と言ったり、なかなか難しいことも。保育園での様子を聞くと、お友達とであれば先生の声かけでトイレに行っていると分かり、保育園では頑張っているんだなぁ、家でリラックスして行かない時もあっていいかな、などと思い直すこともありました。数ヶ月経つと、だんだんとトイレでオシッコを出せることが増えたり、直前ではあるものの、尿意を感じて「オシッコ!」と、周りに知らせることができるように。
保育園ではパンツのことを「おねえさんパンツ」と呼んでいたので、憧れの様な気持ちもあったよう。パンツを買うとテンションが上がったようでした♪ トレーニングパンツを使うか迷いましたが、保育園が使わない方針だったので合わせることに。
最初から丸一日いきなりパンツで過ごすのではなく、保育園でも始めは短時間から始めたようです。我が家でもパンツは平日保育園のみにしたり、お風呂前までにしたり。休みの日は家で過ごす時間のみにしたりと、パンツでいられる時間を部分的にし、少しずつ時間を増やしていく形で進めました。
オムツよりも緊張感があるのか、パンツの方がトイレに行くことに抵抗感がなさそうでした。ただ、おもらしをしてしまうのがとても嫌な様でパンツを履きたがらなかったり、パンツを履いていても遊びに夢中になっているとトイレに行きたがらず、押し問答のようになっているうちに漏らしてしまうといったこともしばしば。親としてもパンツの間は気が気じゃない…!
そしてこの頃2人目を妊娠したので、私自身トイトレに取り組む余力、余裕がないことも。私の忍耐力も試されているように感じる時期でした(笑)。
そんな中、パパと今トイトレをどうやっているか共有することで、パパも率先して娘に声をかけてくれるようになり助かりました。私自身も、「大人になってもトイトレが終わらない人はいないのだから大丈夫!」と考えるようにし、私自身の体調優先でトイトレを保育園にお任せし、家ではオムツで過ごす時間が多くなっていた時期もありました。
夏が終わろうとしていた頃、なかなか進まない状況に焦る気持ちも。保育園での状況を聞いてみると、同学年の子もまだまだおもらしをしてしまっていると聞き、うちだけではなくみんな頑張っている途中なのだと思えました。
親子ともにトイトレの壁にぶつかっていた時期、トイレに娘の好きなキャラクターのシールと台紙ブックを置いておき、貼れるようにしました。台紙として、娘の好きなキャラクターを描いて準備。
「シール貼りに行こう!」「今日は新しい台紙の絵が描いてあるよ。見に行ってみよう!」「今日は新しいシールが仲間入りしたんだよー!」などいろいろな言葉でトイレに誘いました(笑)。シールを貼りながら褒める言葉も必ず添えるようにしたり、「パパにできたこと話そうね!」とパパからもダブルで褒めてもらえるようにしたりしました。
基本的にトイレに行ってもらう目的の対策だったので、便座に座ったら出ても出なくてもシール、というルールに。我が家はシールをご褒美にしましたが、シールをいくつか貯めて好きなおやつ、といったご褒美制度にするのもありですね♪ シールの台紙はネットのフリーサイトでダウンロードするのも◎。娘自身が台紙イラストを描くこともあり、どうにか楽しく取り組めないか工夫を重ねていました。
そのほかの作戦としては、電車ごっこのようにして「トイレ行き出発でーす!」と誘ったり、抱っこやおんぶで行ったり(パパが多用!)、ママのトイレについて来てもらう連れション方式にしたり、ぬいぐるみにトイトレを見せるという体にしてぬいぐるみとトイレに行ったり…。あの手この手で誘い方を試行錯誤していたのがこの時期。日によってこれらの戦法でトイレに行くこともあれば行かないことも。
パンツでいる時間を伸ばす際、パンツにつけられるトイトレパッドをつけてみたりもしました。親側としては安心なのですが、娘としてもオムツに近い感覚になってしまうようで、トイレに行きたがらないことが多かったので、我が家では使い方が難しかったです。長時間の外出時など場面によって利用するのはアリかなと思いました。
この時期、パンツを履いて過ごす時間が多くなった分おもらししてしまうこともあり、娘自身が大泣きすることも。そんな時は、「漏らしすることもあるよー、練習中なんだからね」「おしかったねー!でも練習してるのは偉いよー!」と娘のプライドを傷つけない声かけをするように心がけました(場合によっては私自身の気持ちをぐっとこらえるのが難しい時もありましたが…)。
また、この間に3歳児健診があり、検尿ができるか心配でしたが、健診当日に採取できなくても後日提出できると分かり安堵。2回目のチャレンジで無事提出できました。何が何でも提出しなくてはいけないわけではないので健診に向けて過度に身構えなくてもいいことがわかりました!
そんなこんなで過ごしているうちに、外出時もパンツで出かけ、日中はずっとパンツで過ごせるように。気づくとオシッコの間隔が3時間くらい開くことも出てきました。また、だいぶオシッコが出そうな感覚をつかめてきて、「トイレ!」と予告できるようになったり、少しオシッコを我慢できるようになってきました。自然とウンチも同じようにトイレでできるように。保育園ではお昼寝時もパンツで過ごすようになりました。
寝ている間もオシッコせずに過ごし、オムツが濡れていないことが多くなった娘。それならばパンツで寝てみようと誘うものの、「おもらしするから嫌!」と自信のない様子。何回か時間をおいて誘うことでなんとかチャレンジする気持ちに。
おねしょ対策として、ママ友から防水加工されたおねしょズボンを教えてもらい便利そうだなぁと思ったのですが、真夏を迎えるこれからの時期は暑いかも、と思い、とりあえず防水シーツをひいておもらし対策をしました。娘は防水シーツをひいたことで万が一おもらししても大丈夫と安心したようでした。この初チャレンジから数ヶ月経ちましたが、今のところ夜間のおもらしはなく過ごしています。トイトレを少しずつ進める形だったので、時間がかかった分、おしっこを溜められるよう身体がだいぶ成長したおかけで夜間のおもらしなく過ごせているのかなぁとも思っています。
最後に、トイトレを振り返ってみていくつかポイントに思ったことをあげたいと思います。
保育園に、トイトレのやり方や娘の様子を聞くことで家でも同じやり方を取り入れ、娘への対応の足並みを揃えられたり、「保育園で頑張っているのだから、家ではしょうがないか!」と娘の状態を捉え直したりすることができました。家でやっていたご褒美シールのことを保育園の先生に話すと保育園で取り入れてもらえ、それもありがたかったです。
また、家で娘と1対1で煮詰まった時パパが間に入ってくれたり一緒に取り組んでくれると、気持ちが楽になり、冷静になることができ助かりました。根気のいるトイトレ。振り返ってみて、一人で取り組むのはとても大変だったと思います。通園先があれば通園先や、パパ、家族と一緒に取り組めるといいと思いました!
周りの子と比べてしまったり、「オムツ外れた?」という周囲からの何気ない一言が気になってしまうことも。ママ友から聞いた話だと、3歳の誕生日をきっかけにトイトレに積極的になりオムツが取れた子、夜間のパンツをずっと嫌がってママがヤキモキしていたところ突如自分から「今日からパンツにする!」と宣言しておもらしせず夜間もパンツでいられるようになった子などがいました。周囲がハラハラしていても、みんな目に見えないそれぞれのタイミングがあってオムツを卒業していくんだなぁと。
なかなか進まず焦る時期、グンと上達して驚く時期、やや逆戻りしてしまう時期を繰り返し、我が家は2人目出産もあり、のんびりトイトレをした方かもしれませんが、出口はあった!! 子どもの状態やママの状況により時には休んだり後戻りしながら進んでいければいいのかなと思います。
パンツでの外出デビューはハラハラするもの。近くへのお出かけでも、お着替えは用意したほうがよいです。外出先のトイレの有無や場所を初めにチェックしておくと駆け込む時に安心ですね♪
いかがでしたか? これからトイトレをはじめる方、今まさにトイトレ格闘中の方、参考になることがあればうれしいです。