代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
2人目の妊娠。その時、上の子にはどう伝えるか、どう接するのか…。1人目とは状況が違うこともあり、色々と悩みますよね。
今回は妊娠中どのように上の子と過ごしたか、我が家の場合をレポートしたいと思います。これから2人目妊娠を考えている方、2人目妊娠中の方の参考になればうれしいです♪
2人目の妊娠がわかったのは8週目。すぐに上の子の娘にも伝えたかったのですが、ここではぐっと我慢! 3歳前から聞いたこと見たことをだいぶお話しできるようになった娘。「まだ話さないでね」と言っても、園の先生や親戚に話してしまう可能性があったので、しばらく様子見することに。その後、妊娠が安定した時期に伝えました。妊娠が安定して、話すべき周囲にきちんと報告してからが、上の子に伝えるタイミングなのかなと思います。
妊娠を伝えた当初はピンと来ていない様子だった娘。妊娠5ヶ月くらいから病院の検診に一緒に行きエコーを見せるようになると、イメージが少しできるようになったようでした。エコー写真を見たがったり、「お腹に赤ちゃんいるんだよね」と話すように。また、名前を一緒に考えたり、赤ちゃん用品を一緒に買いに行ったりと、赤ちゃんを迎える準備を“一緒に”するようにしました。
妊娠後期には、赤ちゃんを迎える内容の絵本を一緒に読みました。上の子が赤ちゃんを楽しみに待つことができるような内容の絵本をチョイス。妊娠中期にも同じ本を読んだのですが、私のお腹が大きくなってきて絵本の内容が実生活と結びつきやすくなったのか、妊娠後期に読んだ時の方が興味を持って読んでいました。実感が増したころに読むと、より印象に残るかもしれません。
赤ちゃんの誕生を楽しみにする一方で、私のお腹が大きくなるにつれ、だっこをしてもらえなかったり一緒に走ってもらえなくなったり……。夜泣きが目立つなど、「これが赤ちゃん返りかな?」と思うこともありました。
赤ちゃんがお腹にいてできないことを説明し、パパが代わりにだっこを積極的にしたり、私は座った状態で膝に乗せてだっこしたりぎゅっと抱きしめたり、寝る前にあえて「大好きだよ」と言葉で伝えたりするなど、他の方法でスキンシップをするように心がけました。
また名前決めなど赤ちゃんを迎える準備をしている際には、娘の時にもこうやって誕生を楽しみにしていたことを伝えたり、一緒に赤ちゃんのことを考えてくれる娘に「優しいね」「ありがとうね」と認める声掛けを心がけました。
特に妊娠後期は、検診で全く予想していなかった切迫早産傾向を指摘されてビックリ! とにかく安静に横になっているようにと言われ、悩んだ末仕事を時短にしたり、娘の保育園のお迎えやお世話をパパやおばあちゃんおじいちゃんに手伝ってもらうことに。これまでより、より横になっていることが多くなりました。娘は淡々といつも通り過ごしているように見えましたが、この頃から「元気になったらだっこしてくれる?一緒に走れる?」と聞いてくることが目立つように。これまでと違う私の様子に、より不安や心配を膨らませていたのだと思います。「赤ちゃん産まれたらだっこも、おんぶも走るのもできるよ。嫌だって言ってもたくさんだっこするよ(笑)!」と伝えると安心した笑顔を見せてくれました。
出産後、娘とゆっくり時間を過ごすこともしばらくはできないと考えると、わたし自身も感慨深い気持ちに。自分の体調を見ながら、動きにくい時期には家の中でお絵描きやパズル、ゲームなど座ってできるような遊びで関わったり、余裕があるときはお菓子を作ってみたり。安定期にはキャンプに行きました。小さな赤ちゃんがいる生活ではできないこと、してあげられないことを考えて、娘と遊べる時間をめいっぱい楽しみました。
これまた予想外に、予定日を超過し、計画分娩をすることに! 私が出産した病院はコロナ禍、入院中の面会が家族であってもできませんでした。というわけで、入院中の約1週間、パパと娘は2人の生活。パパに保育園の持ち物など改めて共有したり、夕飯を買いに行けるお弁当屋の場所伝えたり、2人の生活に向け必要なことを引き継ぎました。
そして最も大事なのは、私の入院を娘にどう伝えるか……。こんなに長く娘と会えなくなることなんて今までなかったし、 3歳の年齢で先を見通した話の理解もどこまでできるのか、娘がどんな反応をするのかとても心配でした。
少しでも娘が安心して過ごせるように考えたのがアドベントカレンダー。クリスマスまでの期間、日数を数えるために使用されるカレンダーです。これをヒントに、退院までの日数分お菓子を入れた袋を作り、1日一個空けて食べれるようにしました。
ちょうどクリスマスにやったことがあったので娘も理解できました。「元気の出る魔法をかけたから、これを食べたら元気になるからね」とも伝えてみました。入院を伝えるタイミングも迷いましたが、前もって言いすぎても年齢的に不安にさせるだけになるかとパパと話し合い、病院に行くことは入院前日に、お泊りであることは当日に伝えました。娘は大泣き、パパも私ももらい泣きしてしまい、家族でポロポロ。
でも、そこから約1週間、パパと娘で頑張りました! 夜泣きを毎日していたようですが、朝になると例のお菓子を食べ、「元気になった!」と保育園に行っていたようなので用意してよかったと思いました。お菓子の袋が一個になった時、「ママが帰ってくる!」と喜んでいたよう。日にちの感覚がまだない年齢の子にとってはお菓子のカウントダウンはイメージしやすく、よかったかなと思います。
と、こんなことを気にして生活はしていたものの、妊娠中は、赤ちゃんの成長を心配したり、自分の体調が不安定で一杯一杯になったりと上の子に気持ちを配る余裕がないときもしばしば。まだまだイヤイヤ期中の娘に感情的になってしまい、あとで「もっとこうしてあげればよかった」と落ち込むこともありました。
臨月には、これまではママママなことが多かった娘が「ママじゃなくてパパがいい!ママあっち行って!」と言うことが増えてびっくり。間に受けてイライラしたり落ち込むことも。ネット等でママの体験談を見ると、出産前突然パパ派になるケースがあるとの内容を目にし、我が家だけではないんだと少し落ちつくことができました。娘なりに「ママがいなくても平気、しっかりしないと!」と頑張る気持ちの裏返しなんだなぁと。
1人で妊娠前と同じように対応しようと思ってもできないのは当たり前。パパに娘の変化について話して一緒に対応を考えたり、娘と公園に行ってもらって1人の時間を作ったり、おじいちゃんおばあちゃんを頼ったり、助けてもらえる周りに甘えることも大事だなぁとつくづく思いました。また、感情的になってしまった自分を責めすぎず「ホルモン変化のせい」と思うようにすることも(笑)。友人からは「妊婦がこの世界で1番尊い、偉いって聞いたことあるよ。だから自分のこと1番に考えて思い切り甘えていいんだよ」と教えてもらい、落ち込んだ時には「自分なりに頑張っている!」と思い直すこともできました。
赤ちゃんが家族の仲間入りをして数ヶ月。娘は赤ちゃん返りとイヤイヤ期のダブル攻撃をする姿がありながらも(笑)、妹のことが大好きなようで微笑ましい姿をたくさん見せてくれています。妊娠中、自分のこと、赤ちゃんのこと、上の子のこと、家のこと、気を配ることがたくさんあって大変ではありますが、みなさんも周りに甘えながら無理をしすぎず過ごしてくださいね。