代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
こんにちは、おぐらです。突然ですが、みなさんはどこの紙おむつを使っていますか? 世の中には多種多様なおむつが売られていますが、一度どこかのブランドのおむつを買うと、ポイント積立を考えて、なかなか鞍替えしにくいですよね。わたしだけですか?
今のご時世、性能自体はどこのを使っても横並びといっても過言ではないと思いますが、実は、サイズ感やメーカーごとに特化している部分など、使い比べてみて初めてわかる違いがあるんです。今回はそんな紙おむつの比較を、主要3ブランドについて行ってみました。
全国のドラッグストアーで必ず売られていたり、友人知人に聞いておおよそ主要なブランドと設定したのが、
・ムーニー
・パンパース
・メリーズ
だと思います。ほかにもマミーポコやGenki! 、Goonあたりが有名ですが、今回はこの3ブランドに絞らせていただきました。また、我が家の娘が2021年2月現在だと、パンツタイプのLがちょうど良いサイズなので、そちらで検証しています。テープタイプや新生児向けとなるとまた話は違うかもしれないので、あくまで1歳後半〜2歳前後の方への参考と思っていただければと思います。
各アイテム、常にマイナーチェンジをしていくものだと思うので、2020年春現在の個人的レポートということでご了承ください!
ユニ・チャームが製造・販売している「ムーニー」。1981年発売だそうです。ちなみに、マミー・ポコもユニ・チャームからの発売ですが、こちらは価格重視ブランドで、ムーニーは機能性・品質重視のブランドと区別されているそう。ふむふむ。
Lサイズのおむつで唯一、女の子用と男の子用に分かれているムーニー(パンツタイプはムーニーマンという商品名ですがムーニーと省略させていただいています)。ネット上の情報によると、構造的な違いはなく、デザインのみが異なるようです。男の子用はブルー系、女の子用はピンク系のデザインだそう。ピンク系が好きな男の子や、ブルー系が好きな女の子もいるのにな〜と思います。こんなに小さいうちからジェンダーすり込みしなくてもいいのに。たしかに、1歳も後半になると好みというのが出てきて、これがかわいい、これを着たいと自分で選ぶようになります。このデザインも娘的には気に入ったようで「かわいい!」と言っていました。人気キャラクターをプリントしたりと各社、デザインでの競争も激しい昨今でもあります。なので、一概にピンク系やブルー系がどうとかではなく、そこに性別を持ち出す必要があるのか、という疑問でした。私が過敏すぎなだけですかね〜。
はだざわりは柔らかいです。ふわふわとした感じ。エアフィットシリーズは特に柔らかい素材を用いていて、吸水性もよく、かぶれにくいという評判。しかし、この点はどのおむつも肌に優しくかぶれにくいようにできています。特に安価なものでない限り。なので、特筆すべき点はないかな、という印象。
ムーニーマンは「ふんわりぴたりギャザー」が採用されていて、足まわりにスキマができにくい構造になっているそうです。確かに、ゆるめのうんちや大量おしっこの時は太ももまわりからもれたりします。こちらは、そういった足まわりのモレをブロックしてくれる仕様。かといって、きつめのフィット感なのかというと、そうでもなく、外した時にももまわりが赤くなっちゃっている、なんてことはありませんでした。また、ムーニーは単体ですと、他の2ブランドに比べ縦方向に大きかったですが、さすがに食後のぽっこりお腹もぴったりフィットしてカバーしてくれます。
おしっこサインは3ブランド共通で黄色から青に変わります。これはそういう技術がこの色が得意とか、何かあるんですかね。水っぽい色なだけ? どのおむつもそうだから不思議だな〜と思っています。ムーニーは2本線です。今回試したのがピンク系だったので見やすいと感じましたが、ブルー系は見にくいのかな。どうなんだろう。
おしり部分にゆるうんちポケットがついているのがムーニーマン最大の特徴。座ったり、抱っこしたりしても背中からうんちがもれる心配がありません。後ろ姿を見ても、背中部分のフィット感はさすが! 成長するとうんちも硬くなってきて、「ゆるっと背中から漏れてしまっていた!」なんてことも減りますが、このポケットがあれば安心です。
パンパースはP&Gが製造・販売しているブランド。日本では1970年代後半に全国発売されたそう。世界的にも人気の紙おむつブランドです。ちなみに我が家はパンパースを使っています。というのも産院で使っていたのがパンパースだったので、とくにこだわりもなく使い続けている、という感じ。周りに聞くと同じような人がいるので、産院でのパンパースシェアは高いのかもしれません。
テープタイプもパンツタイプもしまじろうがデザインされています。サイズごとにデザインされているしまじろうも成長していくイラストです。デザインといって良いのかわかりませんが、並べた写真からもわかるように、パンパースは畳まれた状態がとてもコンパクト。他のブランドに比べると持ち運びやすさは抜群です。コンパクトな分、1パックに入っている量は多めです。
上記で、どのおむつも肌に優しくかぶれにくいようにできている、と述べましたが、パンパースは他の2ブランドに比べて少し硬いはだざわり。かといって、肌がかぶれるようなことはありません。むしろ、パンパースは「最長12時間お肌さらさら」とうたっているように、蒸れにくく、肌かぶれしにくいことが特徴です。その点については、下記「特化部分」で詳述します。
伸縮性やフィット感はややきつめ。パンパースは体型を選ぶ、というのが一般的な印象だと思います。畳まれた状態と同様に履いた時も比較的スリムなので、本人は動きやすそうですが、大きめのお子さんには体重が合っていてもきつく感じるかもしれません。その分、もれは少ないです。
おしっこサインはやはり黄色から青へ変わるタイプ。パンパースだけ1本線です。細線2本より太めの1本線の方が、個人的には見やすいかな、と思っています。
パンパースの特徴はなんといっても「お肌さらさら」。アンモニアなどでアルカリ性に傾きやすいおむつ内部を、肌と同じ弱酸性に保つ特殊な素材が使われているとかで、はだへの優しさがぴかいちなブランドといえます。
そろそろ、おむつの不快感を感じて伝えることができるようになってきた1歳10ヶ月の娘ですが、うんちの時以外は「おむつかえて」と言いません。それもそのはず、おしっこだけの時は本当にお尻がさらさらで不快感はなさそうなのです。大人の生理用品もこれくらいさらさらだったらいいのに……。それはさておき。とはいえ、最長12時間はちょっと言い過ぎかな……と思います。娘のおしっこ量が多いのか、夜はやはりもれる。夜はおやすみマンを使っています。
花王が製造・販売しているブランド。上2つと比べると少し遅めな1983年発売スタート。マザーズセレクション大賞を連続受賞するなど、多くの家庭から熱い支持を集めています。一時期、外国人旅行者が大量にメリーズを買って帰る現象があり、各所で品切れを起こしていたことがありました。そんな、世界的にも人気が高いブランドです。
メリーズといえばこのうさぎ。”うさちゃん”という名前らしいです。人気キャラクターを用いがちな各社のおむつデザインの中、この名前も知られていないうさちゃん(失礼な言い方ですみません)を変わらず使い続けるメリーズ、推せます。そして、おむつ自体のデザインもシンプルで個人的には一番好み。娘も「かわいい、こえ、こえ、しゅる」と、おそらく3つのうちで一番気に入っていたようです。すごいぞ、うさちゃん。
よくみると前面に描かれているイラストが後ろではシルエットになっていて、どれがどれかな、と遊べる仕様になっていますね。でも、おむつで遊ぶことってあるのか? 外出先とかでの奥の手には使えるかもしれません。
メリーズはなんといっても通気性が抜群、ということで有名です。メリーズの通気性については下記の「特化部分」で説明します。触った感じはふわふわとして柔らかいです。これはムーニーと同じ感じ。その分、分厚さはあります。股がちょっともたついている印象。あと、素材がやわらかいのでオムツ替えの際、サイドをやぶりやすいです。これは地味ですけど、お世話する側としてはかなり嬉しいポイントかもしれない。
伸縮性はとても良いです。3つの中では一番やさしく伸びる気がします。なので、ぽっこりおなかにもやさしくフィット。きつそうな感じはありません。このはきごこちについてはグッドデザイン賞を受賞しているそうです。内側ギャザーもやわらかく、太ももが太めのお子さんにも良さそうです。並べた時はムーニーが縦方向サイズNo.1でしたが、はかせてみるとメリーズが一番、お腹まで覆ってくれました。人によってはフィット感がやさしすぎてモレる、という感想もあるようなので、お子さまの体型と要相談かも。
あえていうなら、おしっこサインが見にくい。パンパースに慣れているからか、どうもこの細線2本パターンは見にくく感じてしまいます。
メリーズといえば「素肌さらさらエアスルー」。ウエストギャザー部分には空気トンネル、全面に通気性シート採用、と通気に気を使いまくった設計です。もちろん、これだけ通気性がよければ肌はかぶれにくい。敏感肌だったり、特に汗っかきだったりするお子さまには一番おすすめかもしれません。
ちなみに、blossom39の人気アイテムであるダイパーケーキ(おむつケーキ)がここ最近リニューアル! 新しいダイパーケーキは、ちょっとしたギフトに喜ばれるプチサイズ。パンパースのMサイズを採用し、ベース(土台)にしています。これは現役ママでもあるblossom39のショップスタッフたちの支持で決まったそうです♪
今回、いろいろ試してみましたが、結局のところ、一番大事なのはサイズ感だと思います。実際、機能的なものは微差あれど大差はない、というのが私個人の印象です。ですが、おなか周り、太ももまわりなど、サイズ感は各社それぞれ。いくらもれにくさをうたっていてもサイズが合っていなければ、やはりもれます。最近は少量パックも売っていますので、実際にお子さまにはいてみてもらって確認するのが良さそう。
そして、成長段階ごとにサイズ感を見直すのも必要だと思います。我が家は新生児期からずっとパンパースを使っていてサイズアップだけしてきたのですが、ここのところ太ももまわりがきつそうだと思っていました。今回、他ブランドをためしてみて、実はメリーズの方が合っているのかも、と気付きました。今まで貯めたパンパースポイントが〜なんて思ったりもしますが、子供が快適な方が良いに決まっているので、思い切って乗り換えようと思います。それでは、どのお子さまのお尻も健やかであられますように。