代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
卒乳や、断乳。人によって時期や方法は様々ですが、どんな赤ちゃんにも必ずやってくるおっぱい、ミルクとの別れ。
2歳になった娘は、1歳7ヶ月のときに断乳し、おっぱいを卒業しました。最初は自然に離れるときまで放っっておこうかと思っていた私ですが、断乳に至った経緯、卒乳後どうなったかなど、レポートします♪
娘は生まれたときから、ほぼ母乳ベースのミルク混合で育ってきました。
生後三ヶ月頃から、添い乳で寝かせる楽さにかまけてしまい、夜寝かせたいときはおっぱい、お昼寝させたいときもおっぱい、少し泣けばおっぱい、……なんでもおっぱいで解決してきてしまったがためなのか、気がつくと立派ななおっぱい星人に育ってしまいました。
1歳をすぎても精神安定剤的におっぱいを吸う娘。離乳食もきちんと食べるようになってきた頃、断乳について周りに聞いたり調べたりしたところ、「だいたい1歳ころに断乳したよ」という意見が。また、欧米では4歳ころまで母乳の栄養を与えるべきという見解もあると知り、私としては、「別に急がなくてもいいかなぁ」「まぁ遅くても2歳くらいまで飲まようか」と、むしろ赤ちゃんが自分で自然にやめるようになるまで様子を見よう、と思っていました。
しかし! そんな私の心境にも変化が……。実際に1歳を過ぎになるとおっぱいを歯で噛んで遊ぶようになり、また、夜間授乳も変わりなく頻回だったので、体力的にもしんどくなってきて、やっぱり断乳を考えるように。
断乳となるとやっぱり少しさみしくって、なかなか踏ん切りをつけるのは難しかった私。断乳となれば夫の助けは不可欠なので、「断乳とはなんぞや?」というのをいろいろなネットの記事を読んでもらい、理解してもらうようにしました。
自分自身でもネットで調べていろいろとやり方を見てみることに。とりあえず急に決行するのではなく、事前に「この日にはおっぱいにばいばいね」と、カレンダーを見せて言い聞かせるのが大事だということ。
まずは、思いついた日から近いちょうど区切りのいい日、ということで、1歳3ヶ月になる日にちを目安に何回か声をかけてみることに。
しかし、いざその日が近くなっても、親である私にふんぎりがつかず、結局決行できませんでした。おっぱいを吸う娘はかわいいし、おっぱいから離れるのは、私自身がなんだかとても悲しくなってきてしまったのです。でも、何となくこのままでいいのかという思いもあり、他の人の体験談などを読みながら、断乳する時期をどうしようか悩んでいました。
1歳4ヶ月になる日も、5ヶ月になる日もなんだか踏ん切りがつかず、ときどき「もうすぐおっぱいとばいばいだからね」と、日にちも曖昧なまま娘には語りかけていました。
しかし! その日は突然やってきてしまいました。夜中の頻回授乳で、ひっぱられ噛まれて乳首に激痛が!
「痛い!!!」という自分の声で、プツン、となにかきれたような、スイッチが入ったような感覚があり「今日の朝起きたらもう断乳する!!」と心に決めたのでした。
時期としては、今年はコロナで自粛真っ只中の5月初旬。日にちで言うと、ちょうどGW明けでした。通常ならGW中がいいのかなぁなんて考えていたりしたのですが、今ならしばらく家にいられるし、寝不足でも胸が張っても仕事に支障はきたさないだろう、という状況も後押ししたと思います。
そんなこんなでいきなり始まってしまった断乳計画。まずは夜間断乳、という考えも浮かびましたが、こうなったら徹底的にスパッとやってしまったほうが私のためにも娘のためにもいいのでは!と思い、完全断乳を決行。
ただし、
・体調が悪そうだったらやめる
・一度始めたらどんなに泣かれてもしっかり最後までやり抜く
というのは厳守するようにしました。
朝起きた瞬間に断乳を決意。前々からパイちゃんはそろそろバイバイねとは言ってたものの、最後に思う存分飲ませてあげてから取りかかればよかったと後悔。朝の適当な授乳を最後に断乳開始しました。
昼は出かけたりなんだりして気を紛らわせられました。朝一回おっぱいを飲もうとしたけどバイバイだよね、って言い聞かせたら、ちょっと拗ねたようにバイバイと言ってあっち向いて遊んでました。
お昼寝も最近はその頃から抱っこで寝てしまうことが多かったので、とりあえずここまではおっぱいに触ることなくすごせました。夕方すぎにだんだんおっぱいが久々に張ってきて痛みが。6時間おきに搾乳するのがいいという記事を見たのでだいたいその感じで搾乳。でも痛すぎて間に搾乳することも。お風呂はおっぱいを直接娘が見ることがないようパパにお願いしました。
夜は初めておっぱい無しでの寝かしつけ。
枕元には水を入れたマグや飲むゼリーなど、のどが渇いたりお腹が空いたりしてもすぐにあげられるように準備。部屋が暗くなって眠くなってもおっぱいがもらえないせいかギャン泣き。泣きながら求めてくるので、もうバイバイだよと言い聞かせても聞かず、アンパンマンをかいたおっぱいをみせたらギャン泣きの最中だったというのもあって余計怖がって、パパにしがみついて泣いていました。
その後は抱っこでなんとか落ち着く。しかし抱っこで寝ても、下ろすと起きる。の繰り返し。パパの抱っこだと吐きそうなくらい泣いてしまうので、結局ママの抱っこで就寝。でもなんだかんだで12時前にはしっかり寝てくれました。
夜中は、やっぱりいつもおっぱいを飲んでいるくらいの時間に泣き、抱っこで寝る。の繰り返しでしたが、なんとかベッドにおいて寝かせることができました。
朝は5時頃早くに起きてしまい、そのままおっぱいなら寝るところをおきて抱っこ。リビングに行きたいと言うので行ったらそのままゆらゆらと寝てしまい、9時頃まで二度寝。
おっぱいの代わりに抱っこを求めるように。この日はおっぱいが一日中ガチガチで激痛だったので、6時間おきに搾乳を基本に、痛すぎたときに都度搾乳。でもだんだん出にくくなってる感じ。
お昼もだっこで寝んね。娘はおっぱいを欲しがるけれど、おっぱいに書かれたアンパンマンをみて遠のく。しっかりおっぱい無しでの1日をすごせてます。
夜は昨日のように抱っこが癖になってしまっては辛すぎるので、最初からだっこはしない作戦。絵本を読んでまったりしながらママは寝たフリ。最初は自分で絵本を読んだり、おもちゃんのバイキンマンをチュパチュパしたりして気を紛らわせていました。
電気を消して部屋を真っ暗にすると、ママの腕の中に自分で入ってきて、なんとか自分で頑張って寝ようとしている。おっぱいを触りたいけれど服の中に手を入れるようなことはせず、上から手を置くだけ。「娘なりにがんばっているのだな」と、とっても愛おしくなりました。
そうこうしてるうちに寝てしまい、朝まで1回も起きず。2日目にして素晴らしい!!
朝はまた6時半頃起きてしまい、おっぱいなら寝るけれど抱っこでリビングに。私が眠すぎたのでソファでゴロンとしたけれど、結局娘は寝ず。そのあとも一度おっぱいを求めたけど、消えかかったアンパンマンを見て遠のく。
おっぱい無しでの生活に少し観念してきたのかな? 何か感じているのか、もうおっぱいを求めなくなってきました。少し遅目のお昼寝も抱っこでねんね。途中起きるも抱っこでまた二度寝。全部で3時間半くらい寝てしまい、夜寝るか心配に……。
いざ夜、10時も過ぎてしまい寝る準備。やっぱり絵本を読んで、そのあと暗闇にしてママが少し寝たフリしたら娘もちゃんと腕の中に。右に来たり左に来たりして、最終的に左側のママの腕と布団の上で真横になって寝ました。無意識のストレスからか髪の毛を引っ張るので、これが癖になったらやだなと思いましたが特に癖になることもありませんでした。娘のベッドに移動もスムーズに。夜は2回ほど泣きましたが、なんとか抱っこせずに寝てくれました。おっぱいを求めて手はおっぱいを触ってたけれど、飲まずにやり過ごしました。この日、なんとか峠を越した、という感触がありました。
日中は2回から3回くらいおっぱいをさわってきますが、とりあえずこの日の夜も抱っこもおっぱいもなしで入眠。娘はおっぱいから離れてくれてきていますが、ママのおっぱいは揺れるだけでも痛みが走っていました。
相変わらず2回ほどおっぱいを求めてきたけれど、朝のおっぱいをさわりながらねむったあとはしっかり朝寝坊。このころにはもうおっぱいを吸いたがることはほとんどなくなり、断乳完了かなと私自身感じていました。
実際に本当に大変だったのは1日目で、その後三日くらいは娘自身もおっぱいなしのねんねに慣れようとしている感じがして、割とスムーズに断乳できたのかなと思います。
私は一日目の夜、娘が泣いた時点で慌てて自分の胸に直接マジックでアンパンマンを書いたのですが、あとから考えてみれば絆創膏に書いて貼れば済むことだったなと少し後悔。。。しかしもう書いてしまったのでそのまま最後まで、薄まったら書き直して見せていました(笑)
また、このころにはもうお昼寝もおっぱい以外の手段で寝てくれるようになっていたのも大きかったのかなと思います。断乳が済んでからは、必ず寝るときは部屋は真っ暗にし、ママもケータイなど明かりがついてしまうようなものは触らずに添い寝で寝てくれるようになりました。
まだまだ一人では寝られず寝るときは必ずおっぱいに手を触れていますが、とりあえずまだまだこのままでもいいかなと思っています。
授乳しているときは食べムラの激しかった娘ですが、卒乳してからはご飯をしっかり食べるように。やはり母乳を飲んでいたことで結構お腹いっぱいになっていたのだなと実感。
また、夜中にも頻繁に母乳を飲んでいたのでおむつから漏れてしまうこともしばしば。しかし卒乳してからは夜中に漏れるほどおしっこをしていることは全くなくなりました。
なにより、しっかり朝まで寝てくれるようになったことで、私自身もよく寝れるようになったことが一番大きいと思います。添い乳による肩こりと寝不足が解消されたのはとっても開放感がありました。
ネットでいろいろな記事を読んでいると、断乳するにあたって、それまでしっかり母乳を与えていた人は特に、母乳外来などに行っておいたほうがいいと言う話を目にしました。
実際に、私自身も断乳中とても胸が張って痛かったのですが、なんとか自分で絞り出して最終的に痛くなくなるところまで乗り切りました。が、途中やはり母乳外来に行ったほうが良かったかも……と頭によぎる瞬間が何度もありました。それほど痛かったです。
私はそれまで一度も母乳外来に行ったことがなかったので結局行きませんでしたが、行きつけがあったり、事前に断乳を決意して予約しておくことができればそのほうがいいなと思いました。
卒乳した今は、本当に時々、おっぱいに顔を近づけたり鼻でつんつんしたりすることはありますが、それも少し恥ずかしそうにというか、なんだか悪いことをしている感じのようにはにかんで、もう吸うことはありません。それでも眠くなったときは必ず触ってきますし、夜寝ているときも気づくと手が服の中に入っているのですが、今のうちだけなのかなぁと、特に離すようなことはしていません。
おっぱいとの離れ方、付き合い方は人それぞれですが、やはりママの身体と想いが一番重要なのかなと感じました。いつやらなければならないという決まりもないし、あまり難しく考えたりストレスにならずに、母子のペースで進めていければいいと思います。断乳をいつ、どのようにしようかなと悩んでるママたちの参考になれば嬉しいです♪