代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
我が家は子どもが3人。放っておくと、おもちゃってあっという間に増えます。あら、不思議。
今回は、小6の長女と年中さんの次女、2歳の長男まで、3人分のおもちゃの収納と、子どもでもわかりやすい片付けの工夫をご紹介します。
現在、小6の長女は保育園児。そのため自宅に沢山おもちゃはなかったのですが、片付けがとにかく苦手。
わたしも入れ物にマスキングテープで種類を書いたり、わかりやすいように写真を貼ってみたり、色々試したけれどなんだか納得いかずイライラすることの連続。大人はどうしても種類別にぴしっと収納したいものですが、子どもは細かく分類されていると難しいのか、なかなか片付けがスウーズに進まない…。「そうだ!諦める事も大事だな!」と、ルールを決めずに放置するも、気がつくと悲惨な状態に…。結局、叱っておもちゃを減らす→なんだか増える→まだ減らすの繰り返し。
捨てる買うの繰り返しをしているうち、「欲しいとねだって買ってもらったおもちゃを、平気で捨てられるって、教育上どうなの?」と感じたのと、次女や長男が生まれて3人分収納が必要になることを考えてネットを参考に我が家に合った収納を探すことにしました。
いろいろリサーチした結果、やっぱり多くの家庭で使われているカラーボックス(カラボ)がベストという結論に。高さや重さがあると災害時が怖いのと、異性の姉弟、年齢差のある3人なので、いずれ部屋の使い方や生活スタイルが変わるだろうと考え、高額な収納棚やキャビネットではなく、簡単なカラボを使ってみることに。
部屋によってアレンジできるのもカラボ収納のいいところ。向きも変えられるので便利です。一時期はカラボを3つ繋げる合間につっぱり棒をつけ、それぞれの上着収納を作っていた時期もありましたが良く外れるので廃止(笑)。いろいろ試行錯誤しながら、変形して組み立てられるので、子どもたちの成長や部屋の使い方によって変えられます。
このカラボに合うBoxを購入し、「①ここに収まる分しかおもちゃを買わないこと」を約束しました。このルールがとっても大事。欲しいな、と思っても「ボックスに入るか、片付けできるかどうか」を考えられるようになります。
おもちゃの増やし方もルールを。「②誕生日プレゼントや、クリスマスプレゼントをもらって1つ増える時は1つ減らす、2つ増える時は2つ減らす」ことを徹底。どんなにハマって大事にしているおもちゃでも、成長によってどうしても遊びの内容が代わり、おもちゃも切り替わっていくので、年齢に見合ったものを持つのが大事なこと。だけど、それをよしとしているとどんどんたまっていってしまうので、増えた分だけ減らすことをルールに。そうすると、いくら目の前に魅力的なおもちゃが売っていたときにも「おうちのおもちゃをひとつ手放さないといけないのか…」と思うと我慢もできます。これが徹底できると、無駄なおもちゃは増えず、プラマイゼロ!
そして、大切にしていたおもちゃとさよならをするとき、「③おもちゃを減らす時には有難うを10回言う」ことを習慣に。なんでもそうなのですが、次々と物を買って、手元のものを処分できると思ったら大間違い。しっかり物を大切にするこころを持って欲しいので「今までたくさん遊んで楽しかったね、ありがとう」の気持ちをもっておもちゃを処分させています。
自分で上手に片付けができる子になって欲しいお母さん、沢山いますよね。共感+100くらいの気持ちで私もいますが、3人育ててみて、実感としては「ある程度雑に考える」ことも大事。なにより、親子共に気持ちが楽になります。
お母さんのイライラポイントって、「部屋が散らかっている」とか「子どもが片付けない」っていうのが大きな要因だと思うので、あまり完璧を求めずに、諦めも肝心! 毎日イライラせず、気持ちが楽になる片付けのコツは「種類分けをおおまかに」、「間違っていても入っていれば良し」、「とりあえず入れとけBoxを作る」の3つ。
まずは、細かく分類しようとすると、それだけで子どもは片付けに対するテンションが上がらないので、あまり細かくわけないこと。そして、「あれがない、これがない」となくて困るのは本人たちなので、間違って収納されていても気にしないこと!
あと最後に、収納のカラボの1番下の段にある大きなボックスを「とりあえず入れとけBox」にしていて、これが一番大事! 朝の準備のとき、もうごはんだよ〜のとき、とにかく、この収納の中にさえ入れてしまえばひとまず部屋は綺麗に。一旦ここに入れば、お母さんは黙認します。もちろんここが満杯になる前に片付けを。時間が空いたときにこのボックスの整理をする、これをやってから、何故かみんな片付けができるようになりました! 大きな布製のストレージなどを置いておいてもいいかも。一時的にここに放り込んでおけ〜という方法は「部屋がすっきりして見える」ことはもちろん、子どもに「片付けられた!」という達成感を与えてくれるので一石二鳥かも。
片付け方を細かく教えても伝わらずにイライラしていた時期を考えると、ただ「片付け先を沢山つくってあげる」というほうが良いのかもなと気がつきました。最近は、さよならするおもちゃでもまだまだ使えるものが多いので、実際に捨ててしまうものはわずかで、友人の子に譲ったり、寄付したり、プラゴミの再生に協力したりと、なるべくリユースするようにしています。子どもたちもおもちゃを大切にしようという気持ちが芽生えてきたのが嬉しいです。これからクリスマスプレゼントをもらったり、お年玉でおもちゃを買ったりする季節。親子ともにすっきり楽しい気持ちで片付けを楽しみましょう♪