代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
1月の終わりに三男を産んで、早三ヶ月。ここのところ、しっかり自己主張をするようになったきたので、ミルクをあげてもオムツを変えてもぐずぐずしていたり、「抱っこしてほしい〜」と泣いている時間が増えるように。
ここ数ヶ月は、長男・次男とともにおうち時間を過ごしているので、子どもがたくさんいるなかで家事をこなさなければならずに、その都度三男は抱っこ。まだしっかりと首がすわっていないけれど、要求があったときに「サッと抱っこ」がしたい! そして何より体に負担が少ない「ラクラク抱っこ」がいい!
そこで、4月にデビューしたばかりのエルゴベビーの新シリーズ「エンブレース」を試してみました♡ 着るようにつけられる、新しいタイプの抱っこひも。今回はそんなエンブレースの魅力をお伝えします♪
エルゴベビーと言えば、抱っこひもの代名詞とも言える人気ブランド。長男を出産した8年前は、「抱っこひもはほぼみんなエルゴだった!」と言ってもいいくらいの爆発的人気でした。しっかりとした腰・肩ベルトに、ママパパ兼用可能のサイズ調節機能、そして何より色や柄のバリエーションが豊富で、ファッションアイテムを選ぶ感覚で選べるのが新鮮でした。
最近はシリーズも増え、より多機能化。だっこやおんぶだけでなく前抱っこ仕様だったり、高温多湿な日本の気候に合うメッシュ素材だったり、よりサイズ調節が細かくできるようになったり…、さまざまな工夫が盛りだくさんで、抱っこひも最強モデルに近づいていったエルゴベビー。新生児から使えて、なにより「大きくなってもママパパの負担が少なく使える」というロングユース設計が、エルゴベビーの何よりの魅力でした。
しかし! 今回の新シリーズであるエンブレースは、「新生児モデル」。生まれたての赤ちゃんから、1歳になるまでに特化したモデルです。実際に子どもを育ててみて強く感じているのは、「抱っこひもでの抱っこは、1歳前後までがメイン」ということ。そして「ママと子のフィット感が高いものが、安心につながる」ということ。エンブレースの使用対象体重は、3.2kg ~11.3kg。平均3キロ前後で誕生する子が多いので、生まれてすぐから使えるものと考えてよいと思います。
まず届いてはじめに思ったのが、軽くて「やわらかい!」ということ。エンブレースは、伸縮性のあるストレッチ素材でできており、肌さわりの良いスウェットやトレーナーのような感覚。ふわっと軽くてやわらかい! 一般的な抱っこひもで多機能なものにありがちな、ベルトやバックルのごつい感じや硬い部分が一切なく、抱っこひもというより、ラップやスリングのような印象でした。
広げてみると、初見のわたしでも「あ、こうやってつけるのね〜」と一瞬で理解できるシンプル構造。これなら「サッと」つけたいときにすぐつけられそう!
装着は大きく言って3ステップ。エルゴベビー従来モデルを使ったことのあるママにはわかると思いますが、従来モデル同様に、①腰ベルトをとめたら赤ちゃんを抱っこし、②赤ちゃんに抱っこひもをかぶせて、③両方の肩ストラップをクロスしてバックルを留めるだけ。このクロス部分が従来モデルとは異なる点ですが、抱き方はほぼ同じです。
ちなみに新生児抱っこは、腰ベルトを二回折ってから装着。サイトには動画で装着方法が解説されているので、一度見ればすぐにわかると思います♪
エンブレースで息子を抱っこすると、きゅっと一体になったようなフィット感。息子も気持ちよかったのか、はじめての抱っこひもでの抱っこでももぞもぞしたりすることなく安心しておひるねを開始しました。
ぐずぐずしていたときも、エンブレースで抱っこするとストンと寝てくれてとっても助かった! 抱っこしてゆらゆらと揺れたあと、そのままソファーなどに腰かけても泣いて起きることなく、ぐっすり。ママとの密着感が高いことで、抱っこに安心感があるようです。
新生児に特化した抱っこひもだと、これまでビョルンのminiやボバラップなどを使ってきたわたし。ビョルンのminiはセパレート構造で「抱っこで寝てしまったらストレスなくそのまま下ろせる」というのが利点。ボバラップは抱っこの密着感が抜群で、赤ちゃんもとっても心地良さそうでしたが、慣れるまではどうしても安定した抱っこが難しく、素早くサッとつけるというには程遠い感じ…。長時間の抱っこというと、ボバラップが最適で、1日中抱っこしていられる快適さでした。
エンブレースは、ママやパパへの体の負担を考えた構造で、肩ストラップがクロス構造。クロスされていることでしっかりと固定されるだけでなく、この肩部分を広げるとより負担が分散されて楽チンに。
抱っこしたままの肩・腕の可動域のことも考えられているので、抱っこした状態で荷物をもったり洗濯物を干したりするのには普通の抱っこで、のんびり長めに抱っこをするときにはこの肩ストラップを広げておけば楽チン。リュックの肩ベルトのような従来の抱っこひもだとどうしても負担がそこだけに集中してきてしまってつらいので、この「肩の広範囲に荷重を広げられる構造」は素晴らしいと思いました。
シンプルデザインですが、大きな布のスリングとは違って、きちんと要所要所はこだわりがあります。まず、おしり部分はまあるくすっぽり包み込むような立体裁断に。
また、首の後ろはふんわりクッションが入っており、ヘッド&ネックサポート代わりに。このちょっとしたクッションがあることで、赤ちゃんの大事な頭を守ってくれている感じがします。
そして、前述した通り、肩ストラップは大きく広く伸びます。やわらかな生地で、薄すぎず厚すぎず、夏でも冬でもお洋服の上からごわつかないで装着することができそうです。
我が子は現在3ヶ月で、首すわりが完璧ではないためまだなのですが、生後5ヶ月以降、首すわりを完了したら、なんと前向きの抱っこも可能! 抱っこの手順はカンタン、子どもを抱き寄せるときに前向きにして装着するだけ。前向き抱っこは、首が動かせ、目が見えるようになってきた赤ちゃんの興味を満たすので、とっても喜びます。スリングやラップ系の抱っこひもでは前向き抱っこができるモデルは少ないし、新生児に特化したモデルなのにこれはエンブレースのすごいところ! 前向き抱っこができるその日がとっても楽しみです。
基本的にはベビーカー移動だけど、抱っこひもも持っていきたい…。いかなるシーンでもコンパクトで収納性のよいに越したことがない抱っこひもですが、エンブレースは超コンパクトにくるんとまとめられます。片手でひょいっと持てるくらいの大きさ。
はじめての抱っこひもとしてはもちろん、「ちょっとしたお出かけ」や「抱っこひもを一応持っていきたい」という時のサブアイテムとして、2個買いをしても良さそうです。