代官山ってどんな街?
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みなさんは母乳育児、ミルク育児、どちらですか? 母乳&ミルクの混合で育てているママさんも多いことでしょう。
出産後、産院で「授乳指導」や「調乳指導」を受けると思います。その際に「今後どう育てていきたいのか」を聞かれることでしょう。わたしの場合は、「なるべく母乳で育てていきたい」との思いがありました。人によって、授乳の理想はさまざま。仕事に復帰するつもりだったり、パパと一緒に授乳していきたいからと、混合育児や完ミ育児を望むママも。
今回は、これからママになる方や授乳で悩んでいるママさんたちに、気になる完母・混合・完ミの1日と、母乳育児、ミルク育児のメリット・デメリットを聞いてみました。
完全母乳で育てているママは、新生児から数ヶ月間は「2~3時間毎に8~10回/1日」授乳します。なかなか最初は母子ともに授乳に慣れず、赤ちゃんの吸い方にムラがあったり、ママのおっぱいがトラブルを起こしたりと大変な時期も…。
しかし、成長と共にこの授乳回数は減っていきます。息子の場合は、生後2ヶ月~6ヶ月くらいまで授乳間隔は3~4時間で、その後、1歳3ヵ月で断乳する頃には感覚もまばらになり、1日数回になりました。
また、抱っこしても、オムツを交換しても泣き止まない時は、おっぱいに頼ることが多いです。母乳育児の場合は「何時間経ったら」や「1日何回飲ませる」というよりも、「赤ちゃんが欲しがったら」あげるというスタイルに落ち着くママが多いよう。
息子も断乳間際の1歳前後には、お腹が空いていないはずなのにすぐにおっぱいを欲しがる「甘え飲み」が多くなり、どうしたら間隔を開けられるかが悩みの種でした。
基本的なスケジュールは完全母乳のお母さんと同じ。わたしは混合育児だったのですが、1日の内にミルクを与える時間を決めていました。混合育児をしているママたちの理由はいろいろですが「最初のうちは母乳が安定しているのか不安だから」、「哺乳瓶に慣れさせたくて」、「夜はしっかり(ママが)眠りたいから」などと言います。
わたしは、産院でもらった新生児用の100mlの哺乳瓶に40mlの粉ミルクを作り、毎日のお風呂上がりに与えることに決めていました。
その後、成長と共に量を増やし、生後2ヶ月~4ヶ月くらいまでは、100ml。それ以降は、〜200ml与えていました。キューブ状の粉ミルクを使っていたので調乳は楽だったのですが、哺乳瓶の準備が面倒に感じて、完全母乳にしていた日もあります。
わたしの友人の完ミママは、2~3時間毎に7~8回与えているそう。産院で「体重の増加を見ながら、出来るだけ目安の量と授乳間隔を守って」と指導されたそうです。赤ちゃんはそれぞれの性格や体型などは違いますが、だいたいの月齢で「飲める量」や「飲むべき量」が決まっています。ミルクのパッケージなどにも、月齢毎のミルク量が参考に書いてあるので、それを参考に、少しずつ増やしていくといいと思います。
授乳の時間になったら、1度沸騰させたお湯で粉ミルクを溶かし、人肌になるまで冷まして授乳します。授乳を終えたら、使い終わった哺乳瓶を洗って、煮沸・消毒までが一連の流れ。次の授乳の時間になったら、また、調乳して、授乳して、消毒して…、私は1日1回しか哺乳瓶を使っていませんでしたが、それでもこの一連の作業が大変だなぁと感じました。少しでもこの負担を軽減させるため、洗った後の哺乳瓶は煮沸ではなく、消毒液に浸けるだけ・電子レンジで消毒にしているママも多いようです。
母乳は赤ちゃんにとって栄養になる大事なもの。特に、出産後にでる濃い黄色の初乳は、赤ちゃんの免疫力を上げるため重要と言われています。また、赤ちゃんとのお出かけは荷物がとても多いものですが、母乳であれば哺乳瓶などの持ち物は要りません。赤ちゃんがぐずった時も、おっぱいがあればその場をしのげる心強さもあります。そして、何より無料です。粉ミルクはお金がかかりますが、母乳はかかりません。
ただ、私の場合は、両方のおっぱいから同じように母乳が出ませんでした。そのため息子の好みがはっきり出て、片方しか吸ってくれないことで、片方の乳房が何度も乳腺炎になり、激痛と闘う度に挫けそうに…。助産師さんを呼んで母乳マッサージを受けたり、自分で搾乳して哺乳瓶で飲ませたり...、断乳まで試行錯誤の連続でした。乳腺炎にならなくても、「乳首を噛まれて切れる」、「母乳パットをつけていても母乳が服に染み出る」などのトラブルが母乳育児には付き物です。
ミルクはお父さんでも授乳ができます。その間にお母さんは少しでも休みましょう! おっぱいでの授乳とはまた違う可愛い表情が見られるので、お父さんも楽しめるはず。
また、ミルクはいつでも一定でバランスの良い栄養を赤ちゃんに与えることができます。お母さんが風邪をひいたときも、体を休ませて、問題なく薬を飲めます。母乳よりも腹持ちが良いと実感しているママが多く、赤ちゃんの睡眠時間が母乳よりも長くなる傾向があります。赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、少しだけ休める時間が増えるのは良いですよね。
ただ、お出かけする時に哺乳瓶などの持ち物が増えることと、場合によっては長時間の外出は難しいところがあります。粉ミルク代金はメーカーによって値段も変わりますが、1缶2000円前後します。
完全母乳でも、混合でも、ミルクでも、育児は赤ちゃんとお母さんがハッピーならそれで良いんです! 母乳じゃなきゃいけないとか、粉ミルクはあまり飲ませたくないとか、そういう価値観でお母さんを縛り付けるのは良くないなぁと思います。もっと自分らしく、育児を楽しんじゃいましょう!