代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
初めてのベビーカーは国内メーカーのベーシックなものを購入した私。その当時なりにそれなりのこだわりをもって購入したものの、実際に使ってみてやはりこんな機能があると便利だった、こんなデザインがよかった、というのがあとから出てきました。
娘も1歳になり、そろそろコンパクトなセカンドベビーカーが欲しいな…と思っていたところ。ひと昔前の海外ブランドというと、大きくて安定した走行性を推しているものが多く、あまりコンパクトを謳っているイメージがありませんでした。しかし、blossom39のベビーカーセレクトを見てもわかるように、いまはコンパクトで多機能が主流のよう!
そこで、海外ブランドに目を向けていろいろリサーチを開始。…したところ、昨年末のデビューしたイタリア発のブランド、Pali(パーリ)から出ている自動クローズ機能のついた三つ折りベビーカーが良さそう♡ インスタなどのSNSでもじわじわと話題になっており、気になったので早速試してみました!
他のコンパクトベビーカーにはない点は、なんといってもまずはこれ。ワンタッチで、なんと自動で折りたたまれるのです! まるで手品のようなオートクローズストローラーで、名前もそのまま「magic(マジック)」。
これまで、3ステップなどの簡単折りたたみを推したベビーカーは見てきていましたが、これは本当に自動! ハンドル部分のロックを解除し、ハンドルをシート側に倒すとあとは自動で折りたたまれ、自立します。自動といても電気系統の搭載は一切なく、なんとも不思議な仕組み。ハンドルを倒すだけで、あとはそのまま勝手に自立してくれるのでとても楽です。
はじめて折りたたんだときは、わたしもパパも「え〜!」っと声をあげてしまったほど。ちなみにお気に入りのベビーカーシートを敷いたままクローズしてみましたが、難なくオートクローズできました。
オートクローズ機能に魅せられた私ですが、ほかにもお気に入りのポイントがたくさん。第一は、そのコンパクトさ。もともと使っていたベビーカーは新生児の赤ちゃんへの振動を第一に考えて選んだため、コンパクトさには欠けていたのが難点。車移動でもなかなか幅をとり、1席を占領してしまっていました。
こちらは生後一ヶ月から使えるタイプでありながら、折りたためばきゅっとコンパクトに。重さは6.9キロと、超軽量とまではいきませんが、片手で持てる重さです。しっかりとしたフロントバーが、折りたたみ時、持ち運ぶときにとても持ちやすくなります。
タイヤもシングルタイヤですが、驚くほどスムーズに走行できます。フットブレーキも片足で上下に操作するのみなので本当にラク! 最初に見たときは、「こんなに小さなフットブレーキなの?」と不安でしたが、ガタつきなフラつきなどなくしっかり停まります。
私がもともと持っていたベビーカーは4つのタイヤそれぞれにブレーキがついているタイプで、解除するときはブレーキをつま先で引っ掛けて上に上げる必要がありましたが、こちらは1つのブレーキを踏み込んで上下するだけ。電車の中などでサッとブレーキをかけなければいけないシーンでもワンタッチ、一瞬でブレーキがかけられるので、とても助かりました。
生後一ヶ月から使えるとあって、ほぼフルフラットまでリクライニングができます。リクライニングの仕方も簡単で、後ろにあるベルトの留具をつまんで引くだけ。好きな角度に、段階なくすぐに留められます。倒すときも起こすときも背もたれを支えながらやる必要がなく、簡単に微調整出来るのも嬉しいポイント。だっこで寝てしまった赤ちゃんをベビーカーに下ろす際、片手ですっと好きな角度までリクライニングできるのが助かりました。フロントバーもはずせるので、ベビーカーから乗せ下ろす際に邪魔になりません。
フットレストも上げ下げが可能で、寝ているときは上げてあげればフラットシートに。赤ちゃんが大きくなったら下げればバギータイプにすることも可能です。
今は冬なのでそこまで日差しは気になりませんが、キャノピーは夏の日差しが強い日でも安心のUVカット機能付き。使わないときはジッパーで短めに収納でき、ジッパーをあけれは長めに出来るのも◎。
メッシュ窓もついているので、押しながら子どもの様子が覗けます。通気性もあるし、嬉しい機能です。
デザインのラインナップは、キャノピーの色がグレー、ブラック、サンドベージュ。シンプルでスタイリッシュな3種類で、どれを選んでもパパが押してもかっこいいデザイン。カラフルなベビーカーもたくさんありますが、乗っている子どもや、押しているパパ&ママのファッションが映えるのはシンプルでシックなカラーリング! 店舗では常に品薄状態で、ラインナップが揃っているときは珍しいよう。こまめなチェックが必要です!
オートクローズ機能付きでシートは広々なのにコンパクト、とても使いやすいmagicですが、すこし気になる点があるとすれば「もう少し軽かったらなぁ」と思いました。片手で持てる重さなので許容範囲ではありますが、長時間折りたたんでの移動には適していなさそう。ただ、航空会社によっては機内持ち込みが可能なサイズなので、長時間持ち運ぶ際には付属のキャリーケースに入れるといいかも!
また、ほかのベビーカーをみてみると、バスケットの収納可能量はだいたい5キロ前後が主流。パーリのマジックは3キロと、最初こそ少なく感じましたが、広くて大きめなので問題なし。出し入れもしやすい仕様なので、収納量が気になるママは、そこはクリアできると思います。だっこひもや、ちょっとした荷物であれば入れたままクローズできました。
娘が生まれてベビーカーを購入する際、大きくて安定感のある一台のあとに、コンパクトな軽量ベビーカーを買う予定で選びましたが、パーリのマジックなら、これだけで生後一ヶ月から使用できるし、コンパクトでありながら安定した走行感とゆったりしたシートを持ち合わせているので、買い足す必要がなかった〜! もっと早くに出会いたかったと思います!
ここ最近主流になってきた、コンパクトな三つ折りベビーカー。今年は「パーリ マジック」を街のなかでよく見かけることになりそうです♪