代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
みなさん、2019年はどんな一年でしたか? 春には元号が変わり、秋には増税、来年はオリンピックを控えていたりと、なんだか変化の多い年になったのでは?
ベビーの街・代官山をはじめ、全国に店舗を構えるベビーセレクトショップ「blossom39」では、今年最も売れたベビーカー&抱っこひもを総まとめ。2019年、街なかでよく見かけたオシャレなベビーカーや抱っこひもはどんなもの? 今回は、今年売れに売れたベビーカー5選をランキング形式でご紹介します♪
ストローラーブランドのパイオニア的存在・bugaboo(バガブー)。どのシリーズも、世界中のスタイリッシュなパパ&ママたちを虜にし、安定の人気を誇る一大ブランドです。しかし、これまでのバガブーシリーズは、一貫してシティライクでトラベルユースなモデルではあったのですが、特に「コンパクトさ」は売りにしていませんでした。
実は、バガブーは今年で20周年。近年のコンパクトストローラーブームの最中、記念の年にデビューしたのが「バガブー アント コンプリート」! アント=蟻の名の通り、小さいながらも働きモノの、ウルトラコンパクトな一台です。
様々なコンパクトベビーカーを見てきて感じるのが、さすがバガブー、ほかにはない独創性がたくさん織り込まれているということ。まず、コンパクトに折りたたみされたときの佇まいの美しさ! また、折りたたんだ際にスーツケースのようにコロコロと転がして移動できるトロリーモードが搭載されていること。アントのリリースの時、特にこの2点が革新的で感動しました。
ほかにも「安定の走行性」や「大型バスケット」など、これまでのバガブーシリーズの機能性はそのまま継承しています。バガブー アントのデビューで、より多くの親子がたくさんの旅や冒険に出かける一年になったのだろうと思います。
2017年のデビュー以降、今ではすっかりおしゃれママたちの定番になった「サイベックス ミオス」。軽くてコンパクトながら、重厚感や上品さを兼ね備えた、プレミアムさが人気の秘密。ハイシートで地熱の影響を受けにくかったり、通気性抜群のエアスルーメッシュなシートで、日本の気候にぴったりな一台です。
そんなミオスは、2019年3月にリニューアルモデルが登場。旧モデルでは、コンフォートインレイ(背中のクッション部分)は別売りでしたが、2019年モデルより、コンフォートインレイが標準装備に。新モデル発表以後、予約が殺到しました。一見華奢な見た目なのに、タフで賢い機能性を備えている、才色兼備なミオス。そのギャップがたまらない! 来年も引き続き、街中でたくさん見かけることになりそうです♪
「バガブーを購入するならブロッサムで」と店頭に足をお運びいただいたり、ネットショッピングでも常に一定の検索数を誇るバガブー。これまでの日本での販売実績を、オランダのバガブー社から評価されたことにより、2019年春にはブロッサムだけの数量限定の最新モデル「トラックコレクション」が登場しました。
シートやキャノピーのカラーを選べ、自分好みのカスタマイズができるのもバガブー ビー5の特徴ですが、それと同じくらい、「限定色」や「限定テキスタイル」のコンプリートコレクションは人気! トラックコレクションは、繊細なライトペトロールブルーをメインカラーとした一台。発売と同時に問い合わせが殺到し、先日完売しました。
バガブーが発表する新作のカラーリングは、決して奇をてらったものではないのに、ベビーカーの配色としては初めてみるような絶妙なもの。肌馴染みやファッションとの融合性もよく、専属デザイナーのセンスがキラリと光ります。自然の色から生まれた発想「ミネラルコレクション」や、時代に流されることのないエレガントな「クラシックコレクション」も人気。同じビー5なのに、ひとつひとつ個性が立った一台に見えるから不思議。来年はどんなバガブーを街で見かけることになるのか楽しみです。
今年、ショップの予想をはるかに超えて売れ続けたのが、三つ折りコンパクトベビーカーの「イングリッシーナ クイッド」。1963年創業のイタリアの老舗・イングリッシーナといえば、一定の人気を誇るブランドですが、シンプルなデザインとタフな機能性で、ザ・質実剛健のイメージ。他の新進気鋭ブランドと比べると、これまでひとつ頭飛び抜けた印象がなかったのも確か。しかしこのクイッドの登場で、世のママたちにイングリッシーナブームが到来した感じ!
クイッドには、「片手でワンタッチ開閉ができる」「折りたたんだときの薄さが驚きの17.5cm!」「側面にキャリーハンドルがあるので、折りたたんだ際に持ちやすい」など、他のコンパクトベビーカーにはなかった機能性がたくさん搭載されています。さらに、新生児〜17キロまで使用可能なので、乗り換えなく大きくなるまで使えるという点が、好評の秘密。数歳違いの兄弟育児をしていて、いろんなシーンでベビーカーが必要なママに「赤ちゃんの上の子も快適に乗れる!」と、買い足しの一台でも重宝されていた印象です。
そして何と言ってもそのお値段が嬉しいところ。なんと、5万円以下! 特に欲しいブランドを決めずに来店し、走行性や収納の簡単さを試してみたら、「もう、クイッド一択!」と魅了されるパパママ多しでした。カラーはストーミーグレーがダントツの売れ筋。来年もクイッド人気は継続しそうです。
流行に敏感なママたちがちらほらと押し始め、その数年後スタンダードになっていくのがベビーカーの流行方の傾向。yoyoは今年になり、売れに売れた一台。知名度が上がり、人気も爆発、不動の一位を獲得した感じです。特に増税前の駆け込みショッピングでは「yoyoを見に来た!」というお客様が全国的に多かったように思います。
コンパクト+多機能を謳い、「飛行機内持ち込み可能サイズ」を打ち出したベビーカーが主流になったのは、yoyoのおかげ。それに追加して、ママたちを盛り上げたのは、キュートなカラーリング! 新色のアクアやトフィなどの渋めカラーが今年は大人気でした♪
バガブーなどもそうなのですが、人気の一台になると、妊娠中からのイメージが先行し憧れのブランドになります。yoyoも、「いろいろ見て悩んだけれど、やっぱり最初から決めていたyoyoが欲しい♡」と、ママたち憧れのブランドになってきた印象。「バガブーかyoyoで迷っている〜」というお客様をよく見かけた一年でした。
いかがでしたが? コンパクトベビーカーはブームに終わらず、「コンパクトであることが当たり前」になってきた様子。やはり日本の土地柄や気候、ライフスタイルを考えると「軽量」かつ「収納性」に優れたモデルがやっぱり使いやすい! となると各ブランドが「どこで差をつけるのか」が見どころに。
一方、販売台数は抑えめですが、「サイベックス プリアム」や「ストッケ スクート」などの大型高級ベビーカーにも根強いファンがいるのは事実。ぜひ一度、見て触って押して乗せて…みると、一気にその印象が変わるはず! 全国のblossom39にはいろいろなベビーカーが揃っているので、ご家族で訪れてみてくださいね♡
まだ情報解禁には至ってないのですが、来年も有名ブランドから新作が続々リリースする予定。いち早くみなさんに、その押し心地やデザインをレポートでご紹介していきたいと思っています♪