ママもベビーもパパも楽しく過ごせる街「代官山」から「子供がいる生活って楽しい!」を発信するWebマガジン

代官山ってどんな街?

代官山スタイル by blossom39

ママもベビーもパパも楽しく過ごせる街「代官山」から
「子供がいる生活って楽しい!」を発信するWebマガジン

代官山ってどんな街?

2018/9/14 14:00

14896 views

《ママたちの本音トーク③》 新作抱っこひも4アイテム、徹底抱き比べ! 〜ベビービョルンONE KAI Air編

毎年新作が発表される抱っこひも。機能性がどんどん上がっていくのはわかるけど、何がどう違うの!?とリサーチに苦労しているママさんたちも多いはず。

今回は、エルゴ、ベビービョルン、ミニモンキーの3ブランドから、新作抱っこひも4点で抱きくらべ。5ヶ月ベビーママ(石橋さん)と、1歳4ヶ月ベビーママ(根岸さん)のライターさんたちに、本音トークをしてもらいました♪

さすがビョルン! ママたちが語る、ビョルン伝説とは…

border

前回のエルゴ2作の比較に続き、今回はママたちから絶大な支持を誇るベビーブランド「ベビービョルン」の新作に注目日本人専用シリーズ「KAI(カイ)」がデビューしたので、そちらを試着してもらいました。エルゴとの違いや、多くのママたちに愛される理由を解き明かします!

ーーー今回は、ビョルンが日本人のために作った最新モデルKAIを試していただこうと思います。エルゴとの装着手順や使い心地の差なども、本音で話していただければ!

根岸さん:わたし、実は抱っこひもデビューはビョルンのオリジナルだったんです。オシャレで感度の高いママ友たちから「最初の抱っこひもは、絶対ビョルンのオリジナルがおすすめ!」と猛プッシュされて。

今回は、ビョルンオリジナルを愛用していた根岸さんにお試ししてもらうことに!
今回は、ビョルンオリジナルを愛用していた根岸さんにお試ししてもらうことに!

石橋さん:ビョルン信者のママは本当に多いよね。ビョルン以外考えられない、といろんなアイテムを愛用している友達も多いよ。わたしは長く使えるものを…と考えて、エルゴにインサートをつけてが抱っこひもデビューだったなぁ。結局、三兄弟全員エルゴで育てたよ。

根岸さん:ビョルンって、何がすごいのか言葉にするのは難しいんだけど、とにかく乳幼児期はビョルンに頼りっぱなしだった。ぐずぐず泣いててもすぐに泣きやんだり、寝かしつけでもすんなり寝てくれたり。

石橋さん:「抱っこすると、泣き止む」って話はよく聞く。他の抱っこひもではなかなか聞かない話だから、ビョルンの不思議な魅力よね。

根岸さん:1歳過ぎた今、さすがにオリジナルは卒業したので、久しぶりのビョルンなの。KAIは、どうなんだろう?

ーーー人気シリーズONE+の後継モデルで、日本人の体型を考慮してデザインされているそうです。

根岸さん:早速つけてみますね。まずは腰ベルトをつけたら、頭から両肩ベルトを通す。子どもを抱っこしてキャリーの中に入れてバックルを閉めて…。

久しぶりのビョルン抱っこ。装着手順は、説明なしでもすぐにわかったよう
久しぶりのビョルン抱っこ。装着手順は、説明なしでもすぐにわかったよう

石橋さん:おしりを片手で支えながら、持ち上げた方の肩の調整ベルトをひとつずつ締めるといいよ。

根岸さん:ビョルンのバックルって、独自のものだよね。最初は「え〜こんな留め方なんだ!」って驚いた。KAIのバックルも、大きさや使いやすさ、そして安心感すべてが素晴らしい!

こちらが後ろからみた感じ。背中ペルトにバックルがないので、すっきりしたデザイン
こちらが後ろからみた感じ。背中ペルトにバックルがないので、すっきりしたデザイン

石橋さん:エルゴは子どもを抱いてキャリーに入れてから肩を通して背中バックルを留めるけど、ビョルンは腰+肩を装着してから、キャリーの前部分を包み込むように装着するって感じ。

根岸さん:背中からみたデザインは、ビョルンのが好みかな。スッキリしているよね。この腰バッグルも、カチン!とはめこんで留めるタイプではないので最初は戸惑うけど、しっかり安定感がある。

石橋さん:抱っこひものバッグルって、はめ込むタイプは割れたり…とか聞くなぁ。この両方の留め具を咬ませるタイプなら、劣化や故障も少なさそう。

デザイン性の高さはもちろん、性能も文句無しの新しいバックル
デザイン性の高さはもちろん、性能も文句無しの新しいバックル

根岸さん:フロントについている、スライド式のバックルの方も、すごいよ。カチン!とする刺激がなくって、使うママも抱っこされている子どもも、ストレスがゼロ!

ーーービョルンの抱っこひもは「すべての装着工程を片手で行えること」をルールとしているそう。それは、「もう片方の手は、必ず子どもに添えているべき」という考えからなんだとか。

石橋さん:なるほど! たしかにカチンとはめるバックルだと、絶対両手を必要とするもんね。片手ですんなりスッと留められるバックルの開発には、そんな信念があったんだぁ。子どもの安全を考えた優しい設計だね。

根岸さん:ビョルンの設計って、最初は「これ、一体どうやるんだ!?」って驚くけど、すぐに理解できるシンプルなものだよね。

スライドさせるだけではめられるビョルン独自のバックル
スライドさせるだけではめられるビョルン独自のバックル

石橋さん:ところでさ「日本人体型に合わせたモデル」ってことだけど、従来モデルと何が違うんだろう…?

ーーー大きく言うと、3つあるとか。「新ラウンドデザイン」「新ヘッドサポート」「体格差のあるパパとママでも共有しやすい設計」だそうです。

根岸さん:おしりのこの部分とかが、ラウンドデザインかな? あとなんか、従来モデルより柔らかい…ような気が。

より立体設計になったKAI。実はヘッドサポート以外に芯が入っていないので、より密着感がアップ
より立体設計になったKAI。実はヘッドサポート以外に芯が入っていないので、より密着感がアップ

石橋さん:前のものが今ここにないから比べられないけど、ぴったり抱っこされている感じは伝わるね♡

いろいろな体型の子にフィットする、新ラウンドデザイン
いろいろな体型の子にフィットする、新ラウンドデザイン

石橋さん:うちはパパにも試着してもらったけど、感動していたよ。密着度が高い!って。あと、ママからパパ抱っこへの切り替えもスムーズで、サイズを調節するときも楽チンだった〜って。

根岸さん:新生児のときは、内側のファスナーでサイズを調節するんだね。付属品がなくて、わかりやすい。

内側のパーツで赤ちゃんの高さを調節できる
内側のパーツで赤ちゃんの高さを調節できる

石橋さん:足幅も、ファスナーで調節するんだね。ここもシンプル!

ファスナーを開閉することで、子供の股関節の幅を調整
ファスナーを開閉することで、子供の股関節の幅を調整

ーーー今回は、日本の高い湿度にも合うメッシュデザインなのですが、エルゴと比べてメッシュはどうですか?

根岸さん:今回のメッシュデザインなら、密着度が高くても蒸れにくそう。メッシュの穴が、エルゴより大きい気が…。あと、メッシュの範囲が広い。

石橋さん:だから、軽い気もする!

根岸さん:実際の涼しさや蒸れにくさは、大差ないと思うけどね。

石橋さん:あ、そうだ。エルゴオムニ360と、ビョルンKAIと比べて1ヶ月使ってみたけれど、洗濯後の乾きの速さはビョルンに軍配が上がったよ。お天気が良い日は半日くらいで乾いたかな。

根岸さん:それは助かるね!

ーーー抱っこ以外の使い心地はどうですか?

根岸さん:おんぶへの切り替えは、すっごく楽! くるりと子どもを回すだけで切り替えられるのって、かなり嬉しいよね。家事のときとか、外出先とかサッと切り替えたいシーンってたくさんあるし。

石橋さん:あと、これは声を大にして言いたいんだけど、ビョルンのいいところは、寝ちゃった子をそーっと下ろすことができるところなの!

根岸さん:それ、赤ちゃんのときによくやったなぁ。片手でバックルをそっとはずして、キャリーのフロント部分をぺろりと外せば、すんなりおろせるもんね。背中スイッチも作動せずに、寝かしつけ大成功!だったよ。

ーーーあとは、ビョルンの特権だった前抱っこですが、そちらもしてみていただけますか?

根岸さん:うちの子、オムニ360でもしてみたけど、本当に前抱っこが大好きなの。

石橋さん:前抱っこってわかったら、すごく嬉しそう!

大好きな前抱っこに、ニッコニコ♡
大好きな前抱っこに、ニッコニコ♡

根岸さん:装着手順は、普通の抱っこと変わらず…。うん、スムーズだね。

片手で子どもを支え、片手でバックルをスライドさせる
片手で子どもを支え、片手でバックルをスライドさせる

石橋さん:エルゴを長く愛用してきたわたしからすれば、前抱っこの機能は「あったら楽しいんだろうけど、なくても問題なかった」って感じ。でも、とっても喜んでるよね! 本当に抱っこが楽しそう!

前抱っこ中は、ずっと笑顔。本当に好きなんだね♡
前抱っこ中は、ずっと笑顔。本当に好きなんだね♡

根岸さん:わたしは前抱っこは必須項目だったなぁ。でも、1歳過ぎてここまで大きくなるとエルゴの前抱っこの方が安定している気がする…。おしり部分のデザインが多機能で厚みがあって、しっかりしていたから。エルゴは椅子に座らせるという感覚で、ビョルンは布で包みこんでいるって感じ

石橋さん:うちの子は、ビョルンの前抱っこの方が密着度が高かった気がしたなぁ。大きくなってからだと手足をバッタバタ動かすだろうから、どちらの前抱っこがいいかは試してから決めた方がいいかもね。

大好きな前抱っこで、手足もバタバタ!
大好きな前抱っこで、手足もバタバタ!

ーーーでは、エルゴと比べてみて、ビョルンはいかがでしたか?

根岸さん:シンプルだから、デザインは私好み! カラーバリエーションもそんなに多くはないけど、北欧ブランドらしいセンスのいいラインナップだし。

石橋さん:フロストグリーン、ビンテージローズ、グレージュとか、北欧っぽいよね。カラーもスモーキーだから、パパもいやがらなさそう。どんなファッションにも合いそうだし。秋冬はとくに、スモーキーカラーとの相性が良さそう♡

実際のところ、エルゴ2作と比べてどう? 使いごこちの感想と、好みは…
実際のところ、エルゴ2作と比べてどう? 使いごこちの感想と、好みは…

根岸さん:今回は寝なかったから出番がなかったけど、ヘッドサポートには、ONE+にはなかった調整用のベルトが追加されているらしい。ヘッドサポートも、従来モデルより長くなったのかな?ラウンド型になったんだって!

石橋さん:ビョルンのヘッドサポートは、前からしっかり長めだよね。寝ちゃったりしたときとか日よけサポートになるエルゴのフードがない分、ヘッドサポートでカバーしている感じ。カンカン照りの日とかは、エルゴのフードが欲しくなるなぁ。

根岸さん:うちの子はもう、寝ちゃった時の首カックンが気になる年頃は過ぎたけど、小さなベビーだと、このヘッドサポートは安心だね。

石橋さん:ビョルンは、ヘッドサポートを折り曲げて使うよね。KAIでは、折り曲げたときに戻りづらいよう改良されたらしい〜。

ーーー実際、3作を比べてみて、どれが好みでしたか?

根岸さん:オリジナルを愛用していたときから、大きくなってまたビョルンを試してみて…。息子が生まれたときにKAIがデビューしていたら、これ一択だった! でも、今大きくなってからもう一度選ぶなら、多機能なエルゴのオムニ360かな。とにかく、大きくなる息子をどう負担なく抱っこできるか、が大事。

石橋さん:わたしは正直エルゴは長年使いまくっているから、次に選ぶならビョルンのKAIだなぁ。シンプル構造でお手入れが楽、ってのも使っていてすごくいいなぁと思った。

根岸さん:丸めて比べてみると、ビョルンがすこしだけコンパクトに見える。まぁそんなに大きな差はないけど…。

まとめて比較してみると、こんな感じでした
まとめて比較してみると、こんな感じでした

石橋さん:そうそう、今回の3作とは全然違うけど、ミニモンキーっていう抱っこひもも試してみたの! オランダ生まれのスリングで、最近日本でもちらほら見かけるよ。荷物が多いときとか、抱っこを卒業しつつある子の2本目として、超コンパクトで便利なの。普段はエルゴ愛用中だけど、三人目の子はまだまだ抱っこが必要だから、サブの抱っこひもとして、これはつい買っちゃった!

あれ、これなぁに? 次回は新作スリングをご紹介します!
あれ、これなぁに? 次回は新作スリングをご紹介します!

次回は、新作&メッシュつながりで、ミニモンキーをお試し。持っておいて損はない、新作抱っこひもの使い方といいところって? スリング派ではないなぁ…なんて思っているママたちにもぜひ読んでほしい、本音トークです!

この記事を書いた人

  • 遠藤るりこ
  • 遠藤るりこ
    代官山スタイル編集長。世田谷区在住、3兄弟のママ。子どもと過ごす、楽しい毎日をたくさんお伝えできればと思います!

紹介商品 Products