代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
海外製のベビーカーというと、オシャレだけどどうしても本体が大きく、日本の交通事情や住宅事情には合わない…というイメージを持たれがち。
しかし最近では、機能性や走行性はそのままに「コンパクトなのに、生まれてすぐから使える」、「日本の交通機関や住宅でもかさばらずにオシャレ!」なベビーカーがたくさんデビューしています。
今回は、そのなかでもスタッフがおすすめする、人気の1台をご紹介します!
産休中のブロッサム39ショップスタッフ・渋木真裕さん&友裕くん(ともひろくん・5ヶ月)に試乗してもらったのは、「babyhome Vida ヴィダ」。スペインのベビーブランドで、これまではエモーションというシリーズを展開していました。
Vidaは、エモーションをさらに改良した新しいモデル。ママたちがベビーカーに求めるポイントを網羅していると言っても良いほど、その多彩な機能性やデザインの高さには驚きます。
コンパクトの定義は人それぞれですが、まずは改札を通ることが最重要課題。こちらはベビーカー幅50センチ、シートの高さは45センチと、日本の一般的なAB兼用ベビーカーとほぼ変わらないサイズ感。タイヤも小さいため、ゴツさは一切感じられません。
子どもの成長はひとそれぞれ。こちらは新生児から、なんと25キロのキッズまで使える仕様。だいたい15キロや20キロまでの制限体重がスタンダードなベビーカーにおいて、25キロはかなり大きめまで大丈夫! ただ、コンパクトがゆえにシートの幅が限られるので、あまり大きな子だと幅がキュウキュウに感じるかも。フットレストは2段階で調節できるので、身長はかなり大きくなっても大丈夫そうです。
コンパクトストローラーでは、リクライニングがついていないタイプも少なくありません。万が一リクライニング機能が付いていても、倒せる傾斜が少しだったり。お昼寝してしまった子どもが頭をガックンと垂らして、いびつな姿勢になっているのをよく見かけます。
こちらは無段階の調節機能付き。最大160度まで倒すことができるので、ほぼフラットになると考えて良いでしょう。しかも、リクライニングには、スノーボードブーツのアンクルベルトのような「カチカチ」と動かすほぼ無段階システムを採用。無段階なのもいいし、これなら倒すときに大きく動くことがないので、寝てしまってからも赤ちゃんを起こさずに、そーっと調節ができそうです。
もちろんママが使って気分があがる一台であることが大事。だけど、休みの日にはパパにだって押してほしい! 実は海外製のベビーカーは、背の高いひと向けに設計されていることが多いです。しかし日本では、ママとパパの身長が2、30センチ〜なんてことも。どちらも押しやすく、使いやすいものってなかなか見つからなかったりします。
こちらは、ハンドルの高さ調節が可能。パパママ兼用時にはもちろん、ママも長い時間押しているときに手首の角度を変えたかったり、ヒールを履いておでかけする…などシーンによって使い分けられます! 細かい点だけれど、こういうこだわりから、使うママパパへの気遣いを感じられますね。
帰宅したときはもちろん、外出時でもベビーカーをたたむ機会は少なくないはず。自宅で、レストランで、カフェで、バスで、電車で…そんなとき「子どもを降ろしたら、さっとたためるか」ってとっても重要なポイント。
また、ベビーカーが自立するかどうかも大事なこと。こちらは省スペースで、玄関でも場所をとらずに置いておけます。
子どもを乗せることに重点を置くと、荷物入れが小さくなりがちだったり。ビタのバスケットの容量はなんと5キロ! しかも出し入れしやすそうなフレームつきのバスケット。ネットだけのバスケットが多いコンパクトストローラーには珍しく、しっかりとした作りです。開口部が広いので、大きなママバッグはもちろん、抱っこ紐などもくるっと丸めてポンっと入れられます。
子どもを乗せている以上、安全性には十分に気を使いたいもの。こちらは、足元で踏んで止めるブレーキ付き。小さなペダルですが、つま先でさっと押し込めばしっかりブレーキがかかります。
停車しているときや、公共の交通機関を利用しているときなどは、ブレーキをかけておくのがベターです。
バスケットの容量が大きかったり、25キロまで乗車可能なのに、車体自体が大きく感じないのは、なんといってもタイヤが小さく、4輪のシングルタイプだから。一般的なベビーカーだと、ダブルタイヤで、4×2で、8つタイヤが付いていることが多く、それに比べるとはるかにスマートな見た目です。
しかもこのタイヤ、しっかりとした衝撃吸収性を持っていて、走行性がなめらか。道路からの振動を吸収する高機能タイヤで、路面の凸凹から伝わる振動を軽減しています。走行性では他のひけをとらないと言われているバガブーなどに匹敵する、スムーズな押し心地です。
ベビーカーで汚れやすいのは、子どもに触れるベルト部分や、子どもが座るシート。特にシートは、使っていくうち、いつのまにか薄汚れていくことに…。さっと拭くだけでなく、こちらはすべて取り外しての洗濯が可能。ジッパーを外して丸洗いできるので、常に清潔感を保てます。
こちらのヴィダは、大きなサンキャノピーも特徴的。拡張式なので、日差しの強さや角度によって長さを変えられ、不必要なときには収納できるので、子どもの視界を遮りません。キャノピーには、ママから子どもの顔が見えるように窓がついているのもやさしいところ。また、暑い季節には、サイドにあるメッシュ素材の窓が通気性を確保し、ストローラー内の環境を快適にキープします。
さらに、 デフォルトの付属品として、レインカバーとスモーキーネット付き! コンパクトなストローラーって、専用の遮光カバーやレインカバーをそもそも作っていなかったり、別途で追加購入しないといけなかったり…。季節によっていろいろ付属品を購入しないと…とならず、どんな季節や気候でも、そのまま使えるのがうれしいですね!
ベビーカーだけでなく、抱っこ紐などすべてのアイテムにいえるのが、すべて一長一短だということ。使いやすさを追求した新たな機能がついていたり、かわいい柄やファブリックに目移りしたり…と、なかなか「これが一番いい!」っていうアイテムにたどり着けず、「あれもこれもいい〜」と迷うことになりがち。
素晴らしいところづくしのヴィダの唯一の欠点…と言ったら、セーフティーバーがついてないこと。身を乗り出したりしがちなベビーにあったら安心なセーフティーバーですが、大きくなったら乗降の際に不便と取り外すママも。「デフォルトでついていても使わない」って声もあるので、気にならない人も多いかも。もちろんベルトはしっかり5点ハーネスで安全性は確実ですが、どーしてもバーがついていないと不安…というママには向かないかもしれませんね。
それでもヴィダは素晴らしい! あれもこれも…で選べないママがいたら、ヴィダを持っておけば間違いない、と思います!
真裕さんは、ショップスタッフ時の経験から、いろいろなベビーアイテムを実際使ってみるのが楽しくて仕方がないよう。今使っているのはバガブーbee3。「ヴィダは本当にいいところ尽くし。子どもが生まれる前にヴィダのリリースが決まっていたら、バガブーと迷いました!」と言っていました。ともひろくんも、ありがとう!