代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
今年、七五三を迎えるお子さんがいるご家族は、そろそろ準備にとりかかる時期でしょうか。いやいや、もう予約も完全に済ませたよ~というママもいるかもしれませんね。
7歳・4歳・2歳の三兄弟がいる我が家は、2年前、長男が5歳の時に初めて七五三のお祝いを行いました。
末っ子がまだ0歳でバタバタだったせいもあり(←言い訳)、かなり遅めの準備&ズボラな例で恐縮ですが、男の子の七五三の一例として紹介させていただきます。
七五三は、古くから伝わる、子どもの成長を祝う大切な行事。
年齢によって、それぞれ意味があります。
3歳は、「髪置(かみおき)」といって、髪を伸ばし始めること
5歳は、「袴着(はかまぎ)」といって、男の子が初めて袴を着用すること
7歳は、「帯解(おびとき)」といって、女の子が幼児用の紐を解き、大人と同じ帯を用い始めること
を表し、今までの成長に感謝すると同時に、これからの健康を祈る儀式とされているのです。
長男が5歳を迎える時、一応そのような内容を調べてみたのですが、実はマナー上では、男の子の七五三は「数え年の3歳と5歳」……!!
もう3歳なんてとっくに過ぎてるし、満5歳にもなっちゃってるよ~(-_-;)
…というのも、私の地元の七五三は「女の子は3歳と7歳」、「男の子は5歳のみ」という家庭が多く、長男が3歳の頃も、全くと言っていいほどスルーしていました(笑)。
さらに今思えば、息子が3~4歳の頃はまだまだ暴れん坊だったから、きちんとした着物を着ることも、神社での長めのご祈祷も無理だったな~とも。そういう意味でも、我が家は「満5歳のみ」の七五三スタイルが合っていたように思います。
もちろん、それぞれ地域の習慣もあるので、気になったら地元の先輩ママに聞いてみたり、近くの神社に問い合わせたりしてみてもOK。
それでも迷ってしまった場合、一番いいのは双方の実家に相談してみること。「祖父母を呼んでお祝いをしたい」なんて場合は特に、お伺いを立てておくと安心ですね。
お祝いの内容としては、一般的に
●正装をして記念撮影
●神社に参拝、もしくはご祈祷を受ける
●家族そろってお食事
というスタイルが多いようです。
正式な日付はご存じの通り「11月15日」ですが、現在では日にこだわらず、その前後で都合に合わせて行く人が多いよう。
また参拝は、明治神宮などの有名神社へ出かけるのも良いのですが、ご近所の神社でももちろん大丈夫。むしろ、お宮参り同様、その土地の神社(氏神さま)へ行くというのがしきたりとして残っているほど。
我が家も、0歳&2歳児がいて遠出はできないなと思っていたので、お宮参りをした近所の神社へ行きました。休みがなかったり、体調を崩したりで11月後半の日曜になってしまったのですが、そのおかげか空いていたのでとても助かりました。
当然のように「当日の衣裳はレンタル」と思っていたのですが、調べてみるとこれがなかなか高い!
主に貸衣装は、【百貨店】や【レンタル専門店】、【撮影も行っている神社】、【写真スタジオ】などで借りられますが、きちんとしたお着物だとやはり高額になり、撮影料を含め、安くて2~3万円、高いと6~7万円くらいになるよう。
それに、早くから予約をしないと気に入る柄がなかったり、希望日に借りられない…なんてことになりがち。人気の神社では春~夏にかけて衣裳予約会があったりしますし、写真スタジオでも積極的に「前撮り」をすすめ、早ければ早いほど割引になったりします。
そんな中、我が家が七五三を意識したのは、長男が5歳になった9月。あぁ、完全に出遅れた……と思ったのですが、
「ウチは男が3人もいるんだから、着物は思い切って買って、3回着た方が良いんじゃない?」
と、むくむく湧いたケチ根性(いや、節約志向!)から、レンタルではなく購入へと舵を切ってみたのです。男の子は特に、借り物だと汚してしまわないかドキドキしてしまいますしね。
その後、ネットや実店舗などでいろいろ見てみて、最近の着物は、絹ではなく化繊(ポリエステル)でも十分に見栄えがするな~と感心! それに、外を歩くので砂ぼこりや土がついたり、汗をかいたりしたら洗濯できるほうが良いかも……ということで、初心者向けの羽織袴フルセットを購入しました。
届いてみると、羽織が少し長かったため、自分で肩上げ。当日は、同封されていた着付けの説明書を読み、四苦八苦しながらも、なんとか着せることができました。ちょっと大変でしたが、3人が着ることを考えると、同額でレンタルするよりずっとお得だったと思います。
神社へ行ったら、
・ご祈祷(お祓いを受け、祝詞をあげてもらう)をしてもらう
・参拝してお賽銭をあげて子供の成長を祈願する
場合とがありますよね。
我が家が行く予定だった近所の神社へ聞いてみたら、神職の方がいらっしゃり、きちんとしたご祈祷を行ってくれるようでした。ぜひ受けたいと思ったので、さっそく社務所で申し込み。
長男はもちろんですが、私たち両親も祈祷を受けるのは生まれて初めて。ドキドキしましたが、厳かな雰囲気を味わったり、名前を呼んで祝詞をあげてもらえたり、とても良い経験になりました。2人の小さな兄弟も一緒でしたが、親たちの膝の上で、興味深そうに眺めていましたよ。
そして、祈祷後に頂いた記念品には、お守りや千歳飴のほか、お菓子や風船なども! それに、境内で撮影して頂いた家族写真を大きめにプリントまでしてもらえ、とても記念に残る有意義な七五三になりました。
今年は次男が5歳になる年。もちろん長男の時と同じ神社へ、今度は少し多めの初穂料を持って(笑)、伺う予定です。
皆さんも、ぜひお子さんと一緒に素敵な七五三の思い出を残してくださいね!