代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
子どもがディズニーキャラクターを認識するようになると、俄然TDRに連れて行きたくなりますよね。子ども受けを考えるとランドを思い浮かべる人も多いはずです。
調べてみると「攻略法」として“いかに能率よくパークを回るか”が多く紹介されていますが、乳幼児を連れてパークを楽しむには、それとはちょっと違った視点が必要でした。
ママライターが自身の失敗から学んだ、子連れでランドの楽をしむコツをお伝えします。
幼児連れでのパーク滞在で一番困るのが、実は食事! スナックスタンドは比較的すぐ見つかって、手軽に買えますが、ちゃんとしたお食事となると、これが結構大変なんです。
離乳食中のお子さんなら、ベビーセンターや一部レストランでmeijiベビーフードを購入できますが、離乳食がようやく終わった段階での子どもが食べられるものとなると、限られてしまいます。
麺類・ご飯なら和食レストランの「れすとらん北斎」、ミートソースがOKなお子さんなら「イーストサイド・カフェ」などでしょうか。
ただ、こうしたレストランできちんと食事をとろうとすると、たとえ平日でも、当日適時での入店はまず無理です。行く日程が決まっているなら、ウェブで「プライオリティー・シーティング」の事前受付を。1ヵ月前から予約可能です。
もしダメだったとしても、あきらめないで! 少ないですが当日枠もあり、ウェブ上で9時から開始なので、入園待ちの間にポチっと確保しておけば、後々の行動の予定が立てやすくなりますよ。
いざディズニーランドヘ! と親はウキウキしていても、初めてのパークとなる子どもにとっては、これから何処へ行くのかよくわかっていなくて温度差が……なんてことも。
もし日程に余裕があるなら、インパ予定日より前にTDRの雰囲気を味わわせてあげると、子どももどんな所なのか具体的にわかって、当日のテンションがさらに上がること受け合いです。
オススメなのが、イクスピアリで食事やお買いものを楽しみつつ、ディズニー・レールウェイでぐるりとパークを外側から見る、というコース。
先頭車両は展望シートになっており、また内装もミッキー仕様はもとより、ラッキーな場合は特別な内装の車両に乗れたりして、まさにアトラクション感覚。
景観も、シンデレラ城やS.S.コロンビア号が間近に見られたりと、否応なく好奇心がくすぐられます。そこで「あと●回寝たら、あの中に行くよ!」なんて言われたら!
また、事前に刷り込みをしておくメリットのもうひとつが、当日のお出かけ前のお支度がスムーズに済むこと。楽しいことを前にすると、子どもも早く行きたくてたまらなくて、お支度もがんばってくれるはずですよ(笑)。
さあ、インパ当日目前。準備にも気合いが入ることと思います。ただ、全世代が楽しめる場所とはいえ、不測の事態を考えると子連れのお出かけとなるとあれこれ用意しておきたくなるもの。でも、広いパークを歩き回ることを考えると、荷物は減らしておきたいですよね。
そこで、「これだけは!」という厳選4つをご紹介します。
ドリンクスタンドや自販機は園内のいたるところにありますが、どこも麦茶の販売がありません。飲用水のスポットもいくつかあるものの、1~2歳児にはちょっと難しいうえ、下手をしたら洋服がビショビショに……。
本来持ち込みは歓迎されませんが、子ども用に水筒に用意していくのがベターです。
場所柄なのか、普段のお外歩きのときより脳天に陽が刺さるように当たります。照り返しも強いので、つばがついた帽子を。また、風も強いので飛ばされないようにクリップを付けておけば完璧!
屋内型アトラクションのスタンバイ時の寒さ対策、園内貸出のベビーカーの日よけの補助(貸出のベビーカーは日よけが短くて陽が当たりやすい)、パレード観賞時のシート代わりに……と1枚あると大活躍。
ブランケットのような厚手のものだと、かさばるし重たいので、軽くてたためる薄手のものが重宝します。個人的にはエイデンアンドアネイのおくるみが便利でした。
園内では、ポップコーンやアイスなどのスナックで手がベトベトになること必至。なので、ウェットティッシュをしっかり用意しておきたいところですが、かさばるうえに重いですよね。その代用を「おしりふき」にすると便利です。常時必携のものだとは思いますが、新しいものを下ろして量を確保しておくといいですよ。
と、子どものための持ち物を挙げましたが、もちろん引率するご自身の準備もお忘れなく! 特に日差し対策は重要。ママやパパがグロッキーにならないよう、ご自愛くださいね。
身長制限がない乗りものがシーと比べて多いTDL。各エリアにそれぞれ1つ以上はあります。
ただ、アトラクションに乗るとなると、一番のネックがスタンバイの時間です。それがクリアできても、暗所だったり大きい音がしたりすると、子どもには怖さが先立ってしまい、なかなか楽しめない場合も。我が家は1歳のときにカリブの海賊に連れて乗船したら惨憺たる事態になりました……。
さらには、「ジャングルクルーズの次はモンスターズインクへ」なんて大移動になるともう大変!
そのため、お子さんと一緒に乗りものを楽しむなら、エリアを絞ってしまいましょう。個人的には、隣り合う「ファンタジーランド」と「トゥーン・タウン」がイチオシです。
ファンタジーランドでは、「イッツ・ア・スモール・ワールド」や「アリスのティーパーティー」、「キャッスルカルーセル」が回転率が高くて比較的待たずに乗れます。
特にキャッスルカルーセルは、大人と2人乗りできる馬がいたり、シートベルトで固定するのでお座りのできる子どもなら1人で乗れるため、自分だけでやりたがるお年頃の子にはもってこい。
トゥーン・タウンは、なんといっても「ベビーセンター」があるのが心強いですね。おむつ替えはもとより、キッズトイレがあるので、トイレトレーニング中の子どもでも安心。
また、ゾーン内のあちこちに小さな子でも楽しめる要素があるので、中を歩いて触って回っているだけでも楽しいですよ。
しかも、パレードの終点でもあるので、シンデレラ城前の混雑もなく間近でフロートを見ることができます。門に入って行く直前にすべてのキャラクターがバイバイをしてくれる様子なんて最高にキュート♪ お手手を確実に振り返してくれて、子どもも大喜び!
子どもが生まれる前までは「限られた時間内で、いかに効率よく、できるだけたくさんのアトラクションに乗りたい!」という遊び方だった方も多いのでは?
かくいう私もそのクチで、初めての子連れディズニーの折にも何かしらに乗らねばと急いてしまい、心身共に疲労困憊してしまいました。疲れると小さなことにイライラして、せっかくの機会なのにギスギスして残念なことになってしまいます……。
当たり前ですが、肝心なのは子供のペースで園内を回ること。つい場の雰囲気にのまれて、何かしらに乗りたくなってしまいますが、そこはぐっとこらえて。キーワードは「広い公園へお散歩に来ている気分」です。
子どもが幼い今だからこそできるパークの楽しみ方があり、また訪問を重ねるたびに遊び方も変わってきます。
その一歩となるファースト・ディズニー、ぜひ気持ちも荷物も準備万端で、素敵な思い出を作ってきてくださいね。