代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
管理栄養士ママが教える、親子クッキング。前回は「料理で身につくこどもの力」について声がけのポイントや、工夫、子どもが学ぶメリットをご紹介しました。
今回は実践編。いよいよ夏休みも後半。外遊びは暑い~! そんな日に家族で楽しめる手作りうどんをご紹介します。
この手作りうどんの会は、夏のこども料理教室で開催するのですが、大盛り上がり! 室内でも体を動かす作業なので、パワーがありあまる子供たちにぴったりのクッキングです。
中力粉(うどん粉)…400g
(※うどん粉が手に入らない場合は薄力粉と強力粉を1:1で代用可)
塩…16g
水…180g
打ち粉…適量
①水に塩を溶かしておく。粉が散らばりやすいので、下にレジャーシートなどを敷くと片付けが楽です。コップに水を入れ、塩を溶かすところから子供におまかせ。割りばしなどで混ぜてもらいます。
②ボウルに中力粉を入れ、①を混ぜ込み5分ほどこねる。混ぜるボウルは100円ショップで売っている少し大きめの洗面器がおすすめ。底面が広く子供も混ぜやすいです。
③②をビニール袋をいれ、2分踏む。袋の生地を3等分におりたたみ、反対方向に3等分におりたたむ。再度2分ふみ、これを3度繰り返す。子供の好きな音楽を流しながら、リズミカルに踏むと楽しめます。しっかりと踏み込むのがコツ。
④ビニールに包み、5分以上寝かせる。その間にお湯を沸かす。ここで一度作業をやめて座ってしまったりすると集中力が切れて、もうやらない…となってしまうので、作業の場を離れない工夫を…。散らばった粉を集めたり、次の作業の準備をしましょう。
⑤麺棒で平たく伸ばす。3mm以下がベスト。伸ばす作業は少々大変なので、手伝いながら進めましょう。
⑥打ち粉をしっかりとして3つ折にする。
⑦3mm幅に切り、よくほぐす。
⑧たっぷりの湯で8分ほどゆで、しっかりと水洗いする。ふきこぼれそうならコップ半分の水を加え(びっくり水)、水がふきこぼれないようにしましょう。
道具を使って作業させるとき、道具を持つ子どもの手の上から大人の手をかぶせて手伝いがちですが、素材の方を持ってあげるようにしましょう。こどもに道具で作業するのを任せることで、手加減、力加減が分かり、工夫するようになります。
子どもが危なっかしく包丁やピーラーを持っている姿は、どうしても口出ししたくなってしまうもの。
そのときに、近くで「危ない!!!」なんて大きな声を出そうものなら、余計にびっくりして怪我をする…なんてことも。
「危ない!」を「○○ちゃん(くん)!」とするだけでも、こどもは集中しながらも危険に気づくことができ、見ているこちらも冷静に声がけすることができます。
夏にぴったりな手打ちうどん。残り少ない夏休みにぜひ作ってみてはいかがでしょうか?