代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
「一生食べ物に困らないように」と赤ちゃんの健やかな成長を願う日本の伝統行事“お食い初め”。
地域によって違いますが、100日、110日、120日に行うところが多いよう。
また、現代のお食い初めはしきたりに縛られず、パパママだけ、祖父母や親戚を呼ぶ場合、自宅、レストランなど色々なプランをチョイスできます。
我が家は祖父母が遠くに住んでいるのに加え、主人の仕事の関係もあり、100日にこだわらず、自宅で3人でこじんまりと、119日目の大安土曜日の夜に決行しました。
とはいえ、小さな赤ちゃんを抱えて育児真っ只中。大変だけどちゃんとやってあげたい。出来る範囲で全力を尽くしたので、今回はその様子をご紹介します。
お食い初めの献立は、“鯛・赤飯・お吸い物・煮物・香の物”の5品。
それと歯固めの“石”を準備します。
その他、我が家では“多幸”で縁起が良いというタコと、“しわが出来るまで長生きしますように”という意味の梅干し、華やかになるようにフルーツを用意しました。
うちではお宮参りのときにお食い初めセットをいただいたのでそちらを使いました。そのほか足りないお皿は離乳食が始まったら使おうと思っていた小皿や普段使っている食器など家にある物を利用。
離乳食用のプラスチックのお皿を利用する場合も増えているそうです。せっかくなら、離乳を完了してもずっと使えるおしゃれな子供の食器セットを購入してもよいかもしれません。
まずは、普段、お頭付きの鯛を買うこともないので「どこで買うことができるの?」と悩みました。
また、料理は全部手作りをしたいところですが、無理をせず、出来るところは手作り、難しそうなところは出来合いのものでカバーしました。ネットでも真空パックのお食い初めセットなどもあり、口コミもよさそうなので状況によって使い分けてみるのが良さそうです。
絶対に必要なのがお頭付きの鯛。どこで買ったらいいのか迷った結果、近くのスーパーに問い合わせてみることに。電話でお食い初めに使う鯛を予約できるのか聞いたところ、丁寧に対応してくだり自宅で焼ける30センチくらいの真鯛を、鱗なども全部とってもらってあとは焼くだけの状態でオーダー。
スーパーによっては、1キロの大きい物は焼いてもらうことも可能だそう。また蛤も4つ併せて用意してもらいました。
お赤飯は近所の和菓子屋さんで2人前を予約しました。
お赤飯は餅米を用意したりと大変! 普段からお世話になっているお気に入りの和菓子屋さんで予約、当日取りに行きました。ママ友は炊飯器で炊くだけのお赤飯セットを利用したそう!
縁起物ということで紅白なますを。人参と大根をスライスしたものをすし酢マリネするだけの簡単レシピで作りました。
出来合いのものを買おうと思っていたのですが、入っている物にも意味がある(レンコン:先を見通す、里芋:子宝、タケノコ:すくすくと育つ、海老:腰が曲がるまで長生きする等)というのをネットで見て、これは頑張って手作りすることにしました。
いつもは濃い口醬油と砂糖で甘く煮るのですが、今回は見栄えのこともあるのでたっぷりの出汁と少量の調味料で。
お祝いなので、飾り切りにもチャレンジ! 煮物はルクーゼを使用した、すべての材料を入れ沸騰して10分煮て、あとはさめるまで放っておくという簡単レシピを参考にしました。
石は近所の神社でお借りしました。一言声をかけたら「どうぞ〜好きなの拾ってください」とのことでした!
その他河原で拾ったり、ネットで販売もしているそうです。お借りした石は終わったら返してくださいね。
当日の午前中は煮物と紅白なますを作り、放っておく。その間に予約していたものをピックアップ。お食い初め直前に鯛を焼いて、お吸い物を作って、盛りつけて完成です。
正式な方法は、親族で一番長寿の人が食べさせます。この時「ごはん→お吸い物→ごはん→鯛→ごはん→お吸い物」を3回繰り返します。今回は主人と私とで交代で食べさせました。
儀式が済んだら、食事は大人で分け合って食べました。残ったので、薄味で作った煮物を味付けを加えて常備菜に。鯛が余れば、鯛飯にもしたかった!
我が子の将来を願って行う儀式。しかし、100日はちょうど3ヶ月半なのでまだまだ育児も大変な時期です。
だからこそ負担に思わず楽しく出来たらいいですよね。
うちは家族3人のこじんまりしたお食い初めでしたが、ビデオをとったり写真を撮ったりしながら二人で食べさせるまねをしたり思い出に残りました。ただ、夜にしたので主役の娘はおねむ。ぐずぐずしながらもなんとかお食い初め終了。
ベビーの行事はタイミングは重要だな〜、と改めて実感。しきたりにはこだわりすぎず、ベビーのタイミングやママの調子を考慮して、その家らしい“お食い初め”をすることが一番だと思います!