代官山ってどんな街?
代官山ってどんな街?
皆さんは、野菜や果物の「旬」って、ご存知ですか? いろいろな栽培方法があるし、輸入食材も多いので、いろいろな食べ物がいつでも簡単に手に入る今の時代。何となくわかっているけれど、きちんと答えられるかちょっと不安……という人も多いのでは?
また、子どもに対して「都会育ちだから、お米や野菜がどうやってできているか知らないかも」、「偏食で野菜を食べないんだけど、何とかならないかな」なんて思っていたりしませんか?
実は我が家は去年から、主人の知り合いづてで農業体験をしています。おかげで、大人も子どもも、旬の野菜の美味しさに気付いたり、農家の方への感謝の気持ちが生まれたり、素敵な出会いもたくさんありました。
今回は、家族で楽しみながら、子どもの食育にも取り組むことができる、週末農業体験をご紹介します!
私たちが参加しているのは、千葉県の山武市にある 「旬菜里」 (農業体験については こちら )という、無農薬野菜の栽培や通信販売を行っている方が主宰の会です。
こちらでは、多くの人に
「旬の野菜を知ってもらう」
「採れたて野菜の美味しさを味わってもらう」
「自然の中で、運動をしてもらう」
「ストレスを発散してもらう」
ことを目的として、農業体験ワークショップを開催。
自分が種付けしたものは、成長状況をネットで確認できたり、育った野菜の収穫に参加し、持ち帰ることが可能。収穫だけ参加した場合は、その場で味わえたり、安く購入することができる、という具合です。
我が家では、今までに「じゃがいも掘り」「いちご狩り」「落花生の種付け&収穫」などを体験。子どもたちは、泥遊びの延長のような気持ちで参加しています。田んぼでおたまじゃくしやカエル、畑でミミズやダンゴムシ、カブトムシの幼虫などを観察したり。空豆や落花生の実のなり方を初めて知ってびっくりしたり。
大人も、都心とは違う景色と空気、そして土に触れ、大いにリフレッシュしています。
つい先日も「いちご狩り&落花生の種付け」に行ってきたのですが、今回は初めて土を耕して、畝(うね)立てをし、種をまき、肥料と水をやる、という一連の種付け作業を体験。
長男はなんと今回ミニ耕運機デビューをしました。よほど楽しかったのか何度も何度も往復して、完全に運転をマスター(笑)! 作業する子どもたちの顔は真剣そのもの。そして、畑が出来上がった際のキラキラした笑顔も印象的でした。
ちなみに、私と主人も生まれて初めて耕運機と畝立て機を使いましたが、これが予想をはるかに超える力仕事! 農家の方の苦労がほんのちちょっとだけ分かりました。もちろん、翌日は筋肉痛です(笑)。
畑での作業後は、BBQで採れたて野菜をいただくのですが、これがまた美味しい! 子どもたちも自分で育てた&採った野菜だと進んでモリモリ食べてくれるんです。この前は、さやごと焼いた空豆を取り合うように食べていました。
最近「食育」という言葉も頻繁に聞かれるようになりましたが、家庭の中だと具体的に何をしたら良いか迷うこともありますよね。
でも、何のことはない、すごく単純明快で「自分で育てる喜び・大変さを知る」 「採れたての美味しい食材をいただく」、これに尽きるんだな、と心から思いました。
普段、あたり前のように食べている食べ物がどこでどうやって作られているのか、また食べ物一つ一つに生産者の想いや愛情がどのくらい込められているのか。わざわざ机上で先生に教えてもらったり、親が教えたりしなくても、農業体験をすることで、すべて自然と学ぶことができるのです。
最近は人気があるのか、関東近郊にも農業体験できるところが増えたように思います。
本格的に始めたい人は、
●土地だけを貸し出す市民農園
●管理や手入れをお手伝いしてくれる農園
で、週末農業をやってみるというのも手。
貸し農園を借りるのはちょっとハードルが高い……という人は、
●農家さんでの農業体験ワークショップ
●牧場、自然系テーマパーク(千葉 「マザー牧場」 、埼玉 「むさしの村」 、神奈川 「ソレイユの丘」 )
などで、収穫体験から手軽に楽しむのも良いと思います。
大人も子どもも、土に触れ、いのちを育み、食べ物としていただく喜びを体験することは、他では得難い貴重な経験・思い出となるはず。都会にいながらでも、気軽に&日帰りでできる農業体験、ファミリーにぜひおすすめです。