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2016/10/1

《ピンクリボンデー》妊娠中&授乳中ママ、乳がん検診ってどうしていますか? きちんと知りたい乳がん検診の話

毎日の生活に追われてしまって、セルフケアがなおざりになっていませんか? セルフケアといっても、美容に関することだけではありません。

自身の体の健康について、どれだけ目を向けているでしょうか。

女性特有の疾患で、忘れてはいけないのが「乳がん」。授乳中のママも必見、知っておきたい乳がん検診のアレコレをお伝えします。

近頃ママたちの間で話題にのぼることが多い「乳がん」の話です
近頃ママたちの間で話題にのぼることが多い「乳がん」の話です

乳がんについて、どれだけ知っていますか?

最近特に耳にする機会が多い「乳がん」。近年では、成人女性の実に14人に1人の割合で罹患するという調査結果が出ています。

乳がんとは、乳房の中にある乳腺にできるがんです。子宮から分泌される女性ホルモンの一種「エストロゲン」が影響して、乳腺に発生するといわれています。

しかもその罹患率は、平均初産年齢の30歳を期にぐっと上昇。「がんは更年期以降にかかる病気」ととらえられがちですが、働き盛り・子育て真っ最中の女性がまさに気をつけるべき疾患なのです。

「授乳中は乳がんにならないから大丈夫」はウソ

「授乳中は乳がんにならない」という話、聞いたことがありませんか?

その噂の根拠を探ると、「妊娠・授乳中はエストロゲンの分泌が低くなるため、乳がんが発生しにくい」といわれていることに起因しているようです。

ですが、それは「発生」の話。

妊娠前に乳がんが発生していた場合、妊娠・授乳中は母乳を作るために体内の血流やリンパの流れがよくなるため、がん細胞も活性化され、急激に進行してしまうおそれがあるのです。

妊娠前から、月に1回のセルフチェックと年に1回の定期健診を行って、その危険がないことを確認することが大切です。

「妊娠中・授乳中は乳がん検診を受けられない」は本当?

厚生省の検診率を上げる動きのおかげで、自治体から乳がん検診のチケットやクーポンが配布される地域が増えてきました。

ところが、『妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方は受診できません』と記述されていることが大半のようです。

それは、妊娠・授乳中は、マンモグラフィーによる胎児の被ばくの可能性や、授乳のために乳腺が太く複雑に発達してがんが発見しづらいから。とはいえ、マンモグラフィーをエコーに切り替えたり、視触診だったりと、検査自体が受けられないわけではないのです。

「母乳や乳首の分泌物に血が混ざっている」「しこりがあるような……」など、もし違和感を覚えたら、速やかに医療機関に受診しましょう。

気になる検査とそのお値段は

受けるのが大事! と言われても、二の足を踏む原因となるのが、その場所と診察料。

まず、どこで受けたらいいのでしょうか。

方法はおおまかに分けて3種。「市区町村が行う住民検診」か「健康保険組合で行う職場検診」、「自分ら行く個人検診」です。

「住民検診」や「職場検診」では、指定の専門医に赴いたり、健康診断の一環になっていたりするうえ、お知らせも来るので行きやすいですよね。自発的に検査を受ける「個人検診」の場合、基本的に自分で医療機関を探して行くことになります。

認定NPO乳房健康研究会の HP や、認定NPO法人J.POSH日本乳がんピンクリボン運動の HP で、検査のできる最寄りの医療機関を検索できます。

そして気になる、お値段。

個人検診の場合、自由診療になるため、基本的には保険が適応されません。問診、マンモグラフィーとエコー、その後のケアというコースで、大体1万2000円~2万円が相場だそうです。

ただ、なんらかの自覚症状によって検査を受けることになった場合には保険が適応されたり、お住まいの自治体や健康保険によっては補助が受けられる場合もあるので、自己負担は上記より低くなることも。

それと、知っておきたいのが、マンモグラフィーに関しては、30代以降に受けることが推奨されている点。

というのも、血縁者にがん経験者がいない20代の場合、早い段階で繰り返し検査を受けることで、将来的にX線被ばくによるがんの発生のリスクの方が高まってしまうからなのです。

その場合、前述のとおり、ほかの検査方法にシフトして受けることができるのでご安心を。

これを1年に1回、毎回同じ医療機関で受診することが勧められています。

早期発見が生存率を上げる

ママが自分の健康を気遣うことは、家族の幸せにつながります
ママが自分の健康を気遣うことは、家族の幸せにつながります

若いほど進行が早い「がん」。乳がんも例外ではありません。

しかも授乳中は特に注意が必要です。

授乳中はおっぱいが柔らかくなるうえ、毎日こまめに触るもの。「あれ?」と思うことがあったら、乳腺炎かもと自己判断したり、億劫がって放置したりせず、産婦人科や母乳外来、乳腺外来等を受診しましょう。

私も授乳中だった頃、左胸の脇の近くにしこりができ、乳がんを気にしてかかりつけの産婦人科に行ったことがありました。

行くまでは食欲が落ちるほど不安でしたが、結果、先生の診察と助産師さんのチェックを経て、乳腺炎の一歩手前であることがわかり、ほっと肩を撫で下ろしたものです。不安解消のためにも、医療機関の受診は一番の近道となります。

ママは何かと自分のことはなおざりになりがちですが、大切な家族のためにも、自分の体もしっかりケアしてあげてくださいね。

この記事を書いた人

  • 山本順子
    2歳の娘持ちのママライター。美味しいもの、お料理、ジャズやブルースのライブを聴きに出かけるのが大好き。ワーキングマザーとして、仕事と生活の両立を日々模索しています。

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